第4話 加納口の戦い④
「「「全軍。突撃ーー!!!」」」
織田軍は兵が半分程引いている状況。
それを本陣から見ていた
「奇襲か。だが焦る事はない。見たところ斎藤軍、ほぼ全軍の5000。こういう状況も踏まえて各軍に指示を出しておいた。織田軍は守備を整えて、西の朝倉軍、東の土岐軍が囲むのを待てばよい。それで終いじゃ。」
しかし、蓋を開けてみれば後先考えない、ただの特攻。
「落ちたな
織田軍は軍を引き上げていた直後。
前線は背後から奇襲を受け200人程が一瞬で犠牲になった。しかし
「報告。朝倉軍•土岐軍動き出しました。」
「よし。このまま援軍を待つぞ。」
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四半刻後。(約30分)
「いつになったら援軍が来るんだ。他の軍は何をやっている!!」
相手の勢いを止められず、守りを重視した戦い方をしていた為。織田軍の残りは3000弱程にまでに落ちていた。
「報告!!報告!!」
「
「くそ!!裏切ったか!!
この時、
「
「「「おおぉーーーー!!!」」」
勢いは止められない。
次々に織田軍の兵がやられていく。
「報告。斎藤軍すぐそばまで来てます。」
「そんなものは分かっているわ。」
「報告。
「何!?
「
そう言ったのは
「しかし…。」
「
「
「あと若様に伝えて下さい。口うるさいのがいなくなりますが、怠けない様にと。」
「分かった。伝えよう……。
「はい。ありがたきお言葉。もう時間がありません。最後に
「ああ。必ず叶えてみせる。では…また会おうぞ。その時は良い話を沢山聞かせてやる。」
これが
「皆んなすまないな。
「いいんですよ。若様の父様を助けられるんだ。これで尾張が救われると思えば後悔はない。」
「俺もです。」「私も。」
「若様は怒るかな?約束を破って。」
「悲しむんじゃないか?」
「優しいからな。若様は。」
「立ち直れればいいが。」
「そうだな。若様なら大丈夫さ。」
「そろそろ敵が来るな…。」
「あぁ。まずは時間を稼ぐぞ。」
「行くぞー!!大切なものを守る為に!!」
「「「おおーー!!」」」
この日、殿を務めた
見事に
倒しても何度も起き上がる姿は
織田軍撤退の報を受けて朝倉軍も撤退を開始。
裏切った
「逃すな!!なんとしも信秀(のぶひで)の首を取ってこい」
そして、敗走した織田軍は
しかし
こうして
『織田軍の大敗』という結果だけを残して。
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『チッ…生き残ったか。
「しかし、これで織田家の力は一時的に失いました。戻すには、かなりの時間がかかるかと。」
「ふん。そんな事は分かっておる。しかし狙いとは多少異なるが、
「はい。して
「ハハハッ。あんな小物はどうなろうと構わん。それに我々が手を下さずとも
「分かりました。」
ニ年後に約束通り美濃守護に就任するも…
天文16年11月、
(享年24)
わずか一年余りの守護就任。
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