第3話 加納口の戦い③
天文13年(1544年)9月22日
〜
兵の帰りを待つ吉法師は、随時報告を受けていた。
「
(今、報告を受けたのが、この内容なら、今日辺りに
「しかし
吉法師は一番家老、
「確かに私も気になりますね。あの
「まず
「それはなぜです?」
「まずは食料問題だな。あそこは水が圧倒的に少ない。急な斜面の山に建てた事で防御力は高いが、湧き水は出ないに等しい。おそらく雨水や岩から染み出る水を貯めるような井戸だろう。ひと月も持たないと思うぞ。」
「ハハハッ。そこまで考えているとは、感服しました。しかし
「あぁ。
「ふむ。若様の考えは分かりましたが、今回の戦は連合軍。我々、織田家よりも斎藤に因縁のある
「まぁ父上もそこは分かっていると思うぞ。勝手に動かないように釘を刺しているはず。突っ込むにしろ、きちんと包囲してからだろう。」
「それならいいのですが。私は
「そうか……おそらく次の報告で、情勢がはっきりする。それまで信じて待とうではないか。
「そうですね。」
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〜
麓の町
そこに17000人の連合軍が到着した。
山の上には
〜織田軍本陣〜
将を集めて軍議を行なっていた。
「
現在連合軍の内訳はこうだ。
他の城に軍8000
「配置は中央に織田軍、東に朝倉軍、西に土岐軍で、
「「「はっ!!」」」
こうして
そこで
「かかったな。
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東に配置された
「
そう聞いたのは
「本当に
「はい。
「そうか。そうだな。
「分かりました。では今日、
そう言って、使者は戻っていった。
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同日、申の刻。(およそ16時頃)
町や村を占拠し。他の軍も目的の配置についた。
それを確認した
「全軍今日はここまでじゃ。明日が本番。しかし夜襲には気をつけろ。注意だけは怠るな。」
「はっ!!」
「
「「「全軍。突撃ーー!!!」」」
誰もが勝ちを確信していた、美濃への遠征。
連合軍25000対斎藤軍5000。
この日だけで情勢がひっくり返る。
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