深夜半
みぃ
夜間飛行
夏の終わりにカキ氷溶けた
やわらかな湿った風吹き抜けた
おだやかに曲線描く放物線
そんなイメージ膨らませながら
少しずつ熱の冷め行くこの地上で
ほら向日葵の種がもう来年の夏約束してる...
まるで恰も永遠に続くかのように...
こころの奥に
芽生えた
それは
しみのように
ひょわ~と
ひろがる
ともすれば
胸の奥を支配する
誰だい
ボクを揺り起こすのは
まだこうしていたいんだ
そんな声がする
優しさにはであえたかい
傷つき 藻掻き 泥んこになりながら
例えば 土の温もりを知る
生まれくるちいさな命のうた
優しさにはであえたかな
くるりと踵を返し
何処かへ去ってゆく
その潔さに
圧倒される
優しさにはであえた?
ここで。
何度も 何度も
呼んでみた
声が枯れる程
やさしさとはなんだ
最後にそういいのこして
消えた
やさしさ
こころの数だけ
それはある
誰かのために
タガタメに
深夜半 みぃ @miwa-masa
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