地獄の始まり
こうして不安に駆られる1週間が始まった
1日目初日が一番心配だったが案外普通に暮らせた
2日目ほぼ生徒会のことを覚えてないかのように生きれた、もしかしてもう大丈夫なのでは?
3−6日なんかもうね忘れてたよね生徒会とかそんなことよりゲームと部活で大変だった。
6日目夜
そういえば明日生徒会選挙結果発表日だよなー、まあ正直どっちでもいいんだけど、さてともう1時だし寝ますか
(夢の中)
自『おはよう』
後『おはようございます』
自『今日の放課選挙結果職員室の壁に張り出されるらしいから一緒に見ない?』
後『それ私お言おうとしてたんですよ、じゃあ0時55分に廊下集合でいいですか?』
自『おーっけー、じゃあまた昼放課ー』
(一様補足情報として愛知の人は学校の休憩のことを放課だったり昼放課だったり呼びます)
そうして昼飯を食った後昼放課になり廊下に出る
自『お、いたいた』
後『せんぱーい、いきましょー』
自『おう!』
移動
自『あ、あれじゃね?』
後『多分あれですよ、早くいきましょ(手を引く)』
自『お、おい』
生徒会選挙結果
後輩・・・・◯
・
・
・
自分・・・・×
自『え?、、、、、』
後『うわ、』
その瞬間あの時以上に涙が出た何もかんがれなくなった、演説の台本も本番も命をかけたわけじゃないのに命をかけた時ぐらい悔しかったし悲しかったし何より自分の無力さに怒りを覚えた、
後『あ、ほら先輩2年ですよね、まだ来年があr』
自『それ以上わやめてくんない、それこそ虚しくなる』
後『そうですよね、すいません』
自『謝んでくれ本当にもう、、中なだwだsだsds』
もう言葉も喋れない領域まで行ってしまった、足に力が入らない、立とうにもたてない何で?何で?視界も何もかもできなくなていき、ついに息も薄くなって視界も、、、、、
バ
そう夢であった、がしかし涙はしっかり現実でも流れているし呼吸ができていなかった。
時間は午前3時、もう一回寝たい時間だが脳が興奮しているのか寝ようにも寝れない、夢について整理することにした、まず最初にリアリティ、感覚ともにリアルすぎることがある、普通夢って急に場面変更したり何か現実にはありえないことが起こるのが普通だと思うがそれが全くと言って良いほどなかった、後もう2つ不思議なことがあって、1つ目はもう起きてから10分以上経っているが夢の内容を全て鮮明に覚えていることだ、それの何が不思議なのかというと元々自分は夢は寝起き10秒以内には忘れるが過去に自分は一回夢を断片的に覚えていたことがあるがそれでもすごく断片的だし5分しかおべえてられなかった、今ではおべえてたこと自体はおべえているが内容までは覚えていない、なのに今回は覚えられているそれも鮮明に。二つ目は夢の終わりがけの死にかけの状態がリアルでも引き継がれていたことだ、具体的に寝起き泣いていたし息が苦しくて起きたし、ちょっと立った時足がふらついた、このように不思議なくらい夢と状態が合致しているのだ、それが正夢と言わんばかりに。
そんなことがありながら朝になりいつも通り朝食を食べて学校に行く、こっから夢で見たのと全く同じタイミング同じ会話をする、だがこれっだけは違った
自『それでさえぐい夢を見たんだよね』
後『それ私もです!』
自『マジで言ってる?おいおい世界線が恋愛漫画のそれなんだけど』
後『www言われてみれば恋愛漫画くらいこの数週間濃いですよね』
後(もしこれが本当に恋漫画としたら先輩と付き合えるってこと?!うへぇ)
それだけである、こんな偶然マジで漫画の世界線だけよ、と思いながら教室について後輩と昼放課廊下集合という約束をして教室に入った、ここまでほとんど夢と同じ展開だ、教室に入る時間も一緒ここまで来ると恐怖の方がくる、そしてイライラのストレスというより動物のストレス的な?言葉では形容しずらいのだが自然にくるストレスのせいで腹が痛いがまあそう悪い影響はない
そうして4限と昼食を食べ終え廊下で後輩と会う、そのまま出発
後『先輩夢で見てるからわかるですよね?』
自『はいはい走るんでしょ』
後『正解!じゃあいきますよー』
自『れっつご〜』
びっくりした、そこも後輩とおんなじ夢を見てるなんて、
自『はあはあ、疲れた』
後『あ、あれですよ、まさか本当に貼る場所も一緒なんて』
自『もしかしたら本当に落選になるかもわからんねー』
後『え?』
自『え?』
後『私の見た夢だと先輩当選してたんですけど』
自『わしは落選して倒れるまで見たけど』
後『私と全然違う』
自『じゃあどっちが正夢か勝負やな』
当選結果
後輩・・・当選
・
・
・
・
自分・・・当選
自『やっっっっっっっったーー〜ーー』
後『お目でとーございまーす!』
無事当選していた、安心したしあれがまあ夢にならなくてよかった。
後『やりましたね先輩』
自『よかった本当によかった、そしておめでとう後輩!』
後『ありがとうございます』
こうしてある意味地獄の1年間が始まったのであった。
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