後日

無事家には帰れたが、めちゃめちゃ後輩に心配された、そんなことより菅谷に今日のことを広められる心配の方がある。

倒れた原因はおそらく疲労だろう、人生で初めて倒れた、おそらく後輩が支えてくれたんがろうが普通に1人でいたら生きていたのだろうか、もし1人で倒れてあそこで倒れていたらコンクリートに直で頭を打ってたと思うと後輩に感謝の気持ちが強まったのとこのままじゃいけんなとも思った

自『急に倒れてごめんねー、無事に帰れました』

『あんま頭痛とかしなかったから多分倒れた時頭は守ってくれたんでしょ?多分男子の中では軽い方だったけど大丈夫だった?』

 『全然大丈夫でしたよ、無事に帰れてよかったです』後

こうしてめちゃくちゃ濃い週末が終わった。

そんな濃い週末を過ごしまあ疲れが取れるはずもなく朝から疲れながら学校に行った、『お!かっこいい先輩の登場です!』と教室に入った瞬間言われた、まあ何となく予想はできてはいたがこんなに広がっているとは思っていなかった、だってクラスの男子で知らない人はいないレベルで広まっていた、こんなに情報が広まった事件は中3の時友達がうんこを漏らした時(またも実話)以来のことである、そんな後輩の飲み物ちょっともらっただけでそんな盛り上がる?普通?でさ付き合ってそう言うことすると、いちゃつくなよとかリア充爆発しろとか言われるんだろ?人生大変だなぁ。

菅『ごめん広めちゃった⭐︎』

自『おい何やってんだよ、まあいけどさぁ自分がいじられたり冷やかされるのはいいんだけど、後輩には迷惑かけんなよ』

菅『foooooかっこいーセンパーイ』

こりゃダメだ、もう無視無視こう言うのには無視が一番よ

自『そっちのクラスで冷やかされたりしてない?』

それが一番心配だった、そう言うのは内輪だけにしとけば楽しく終わるのに大体もう1人の当事者の方にノリがいって迷惑かけるねんな、ほんまにやめていただきたい

後『今のところ大丈夫そうです』

よかった、流石にそこはわきまえれるのかちょっとだけ安心した

いつも通り授業を受け部活に行くと先輩に

先『お前後輩とデートしたんだって?』

自『へ?』

『違いますよただ商店街に遊びに行っただけでそ言うのは』

先『お前それデートやんけ、応援してるぞ』

何で先輩まで情報が回ってんだよ

自『先輩その情報どこで聞きました?』

先『え?佐々木』

自『あいつか、教えてくれてありがとうございます』

あいつやりやがった、わしが一番恐れていたことをしやがってマジで、まあいいけどさそんなにいじられないしいいんだけどね。

今週も疲れそうだ。

そんなんこんなでいじりは水曜日には殆どなくなり平和な日常が戻ってきた。

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