地獄の始まりはここですか?

第1話自己紹介ってむずくね?

ちょくちょく授業中に思う、中学校の時が一番難しかったかもしれない、私立中学だったから公立と違って知ってる人がおらんねんな(経験談)そんなことはさておき高校スタートダッシュで重要な自己紹介が目の前に迫ってきている、前のやつが特大滑りしたためマジで何すればいいかわからない、しかも内輪で受けてるならおもんないやつで済むが誰も受けてない、最初でそれはガチガイジやえぐいって。

そして教卓の上に立つ、「さっき前の佐々木?くんだっけ、あ、佐々木ね、そいつが滑り散らかして空気が最悪なんですけどそんなことは知りません普通に自己紹介しまーす」

そうして自己紹介での事故を防いだ、本当にやめていただきたい。

ここの高校は中学からあげってきたやつ(中高一貫)と外部生を混ぜるタイプの学校でたまにそれが原因で外部生の人生が壊れることもある、というか2こ上の先輩がそうだった。

校舎もほとんど同じ場所にあって見慣れた景色で変わり映えもしないため最近飽きてきた。

そんなことはさておき最近中学の1こ後輩に『来年生徒会一緒に入ろ』って言われたが、いや普通に野球部入ろうとしてるんだけど、無理無理野球の両立どうすりゃええねん、でもそいつ可愛いかどうかでいうとあれだけど後輩の中で仲良いしできるだけ要望には応えたいんだよなーと思いながら適当に話を聞いていると重要なやつ聞きそびれたらしく危うく初日に死ぬところだった。

1日目が終わった、疲れてはいたが一緒に帰るやつを探していた、とりま席近い佐々木に聞いてみたら方向が一緒で一緒に帰ることになった、後何故か本中(内部進学せいのことを指すことば)もついてきた、まず本中と外部の違い

さ『本中って馬鹿治安悪いんでしょ?』

自『知らん、わしらからしたら、それが常識だから』

本『相当悪いよ、てかなんでお前知らないんだよ』

自『そうなん?!ほら例えば先生が指示出してても黙らないし、普通に18ビデオ見てるやついるし、授業中9割型の生徒がサボってるとかかな?(実話です)』

さ『は?????』

自『ほへーこんな反応するんや普通の人に話すと』

本『でも二ヶ月ぐらい立つと飽きられるから頑張れよー』

自『なんでわしやねん、高校はもうあんなふうにはならん』

さ『なになに?中学でなんかあったの?』

自『いやね流石に初日はちょっと』

さ『ほへーまあいいか』

こうした雑談をして帰った、そうして初日はなんとか過ぎ去った

こうして始まった高校生活最初は順調だった

あ、順調といっても今の自分のあだ名 義務敗だからねw

入学式から数日野球部の体験に行った、そこでは坊主しかいないガチガチの野球部みたいな感じではなく草野球に近しいものではある

後輩ともまだ連絡続いてるし、部活はそこそこ楽しんでいるしゲームの方も下手だけど楽しいし全てが順調だったと思われたがとあることがバレていた、そう中学一年生の時とてつもないいじめを受けていたことを、そう何を隠そういじめられていたのだ、カッターナイフ複数回向けられるし奢った金返せ言われるし普通に着替えで純粋にリンチにあうし(ちなみにこれは全て実体験)もう酷かったが、まあそれのおかげでこの考え方喋り方をできるようになったんだし結果オーライと思いたい(思いたい←ここ重要)そんなことがバレ始めたが案外ネタにされない、まあ流石にラインはあるんだなと感じたが全然ネタにしてもらっていいてかそっちの方が楽。

それから本中エピソードを話すようになった、例えば修学旅行で脱衣麻雀とか、誰かのドッカの鱸ってやつが麻雀はやらしてクソコラ作って友達と殴り合いの喧嘩してポスターに某先輩使って生徒指導3回くらった話(全部実話って話する?)などをすると結構ガチで引かれた

そんなことをしていると野球部の春の大会があったがまあ普通にメンバーに選ばれたので時にいうことはない

という普通にいい青春を過ごして1年経ったもうその頃にはクラスの男子は全員話せる状態になった でも、もう少し早くこの状態にしたかったがもうすぎたことだし考えないことにする。

佐々木ともうあの史上最悪の自己紹介から1年経とうとしてるのかという話をしながら帰っているとあることを思い出した、後輩から生徒会に誘われていることに、当時は全力で拒否っていたが何故か今ではなんかいけそうな気がしてきたので勢いで後輩に『来年生徒会に行くは』と生徒会に行くことを確約してしまったのである、普通に頭おかしいと思う、野球部で生徒会とか無理でしょと佐々木にも言われてしまう始末。

こうして中身ペラッペラの高1が終わった(でも実際それが青春というものだと思う)

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