第七話 マフィアへ加入した古参(こさん)の組織。
魔女。太古の時代より、いる存在。
サンダース、の名を持つ一族も、また、古来より存在する、魔女の一族で、ある。
現代では、その魔女の、サンダース一族は、「ケンタッキー フライドチキン」…として、アメリカ合衆国のカリフォルニア州から、世界へと、世の為、ひとの為、にと、その企業の店舗を、展開させている。……の、だが……。
基本的には、魔女は、その名の通り、女性が魔女、だと、思われがちだが、その力や、知識がある男性も、また、ひとくくりに、魔女、と、呼ばれているのである。
魔女は、ハーブなどの知識に詳しく、昔は、一戸建ての家の庭などで、ハーブを育てていて、ハーブのある家には、魔女が住んでいる家だと、そこに住んでいる周辺のひと達に、一目散に、認識されていた程である。
魔女は、一般的な価値観としては、基本、悪魔と契りを結んで、その、悪魔の魔性の力である、魔法の力が使えるようにと、悪魔と契約をする。
そして、その力を使って、ひとに対して、悪さをしてくる、などと、いったふうに、思われているひとも、中には、いるだろう。
だけど、現実に存在している、実際の魔女、という存在は、悪魔と契りを結ぶ事などは、たぶん、一切なく…(ひとによっては、悪魔と契りを結ぶ、ひとも、中には、いるかもしれないから…と、いう事で、よくは、わからないけど……)…自身の、その霊的な力や、ハーブの知識を駆使して、世の為、ひとの為に、行動したりも、しているのだ。
ただ、その霊的な力の使い方を、間違った方向に使っていくのが、魔女で……。
話を、魔女の、サンダース一族に戻すと、「ケンタッキー フライドチキン」…の、創業者であられる、カーネル サンダースさんも、また、その、魔女の血を、引いているのだ。
だから、その、カーネルサンダースさんは、「ケンタッキー フライドチキン」…を、つくるまでの歳を重ねるまでの間、その、霊的な魔女の力で、やりたい放題、やっていたらしい。
結論から言うと……カーネル サンダースさんは、その罪を償う為に、「ケンタッキー フライドチキン」…を、はじめた、という事だ。
少しでも、世の為、ひとの為に、と、動くように……。
だから、「ケンタッキー フライドチキン」…の、看板の、カーネル サンダースさんは、首だけ、なのだと……。自虐的に、そうした、と、いう事で……。
魔女は、その昔、その、忌み嫌われる存在から…ひどい拷問を受け、ギロチンによっても、処刑されていたらしいから……。
そして、魔女というのは、自分の番い(つがい)…までも……殺してしまう事もある……。
その結果…その体には、血が通わなくなって……その大罪によって、その番い(つがい)…は、ふたりで地獄に、存在する事になるのだ。
もう二度と、地獄から、でてくる事は、できない。
インターポールとマフィア設立当時、その、魔女のサンダース一族も、また、シンガポール共和国のマフィアへと、加入する事にあいなった……。
古来から存在する、組織の古参、が、マフィアの新しい組織に。
その、シンガポールのマフィアの組織の名は……“サンダース” …と、言う……。
ちなみに、世界で1番最初に、1番最初のフィギュアをつくったのは……「ケンタッキー フライドチキン」…の、カーネル サンダースのフィギュア、らしい。
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