前のエピソード――探偵。

　何にしても、はじめたからには、そこには、責任を、持たなければ、いけないのだろう。

　その土地での…その街で経営している、お店、だったり……。

　人々の移動手段である、交通機関、だったり……。

　確かな取材で裏をとって、記事を書いたり、放送をしているだろう、信ぴょう性のある、新聞、や、テレビ局などの、メディア関係、だったり……。

　ひとと、ひととが、繋がる事ができる連絡手段の…スマートホンなどの、端末、だったり……。

　次のひとへと、この命をつないでいく事ができる、子育て、だったり……。と……。

　そして……、なんとか事件を解決しようとする…、探偵、だったり……と……。

　そんな、人々の暮らしの中で、人々の生活に、深く関わってくる、ライフライン(人々が生活していく中で、人々の生命に関わってくる、重要な事。)をあげだすと、きりがない。

　だから、なんらかの理由で、その事を、継続をする気がなくなってしまったとして、やめてしまったら……そのライフラインが、そのライフラインに頼って生きている人々の暮らしの中から、なくなってしまう……。

　そうなると……そこに住んでいる、ひと達の生活に支障をきたしてしまって……そこに住んでいる、ひと達が、生きていく事が、難しくなってしまうのだ……。

　だから、そのひとが、その事をはじめた時に、その事を、理解をしていたとしても、理解をしていなかったとしても、その事をはじめたからには、その事をはじめた理由が、どんな理由であれ、そこには、街ゆくひと達、や、そこで働いてもらっているひと、そこに関わりがある、すべてのひとの生活に寄り添って、ともに生きていく、という、責任が、でてくるのでは、ないだろうか……？

　そこには、そのライフライン…、そのひとの命…、そのひとの人生を守っていく……、という責任が、あるのでは、ないだろうか……。

　だから……たとえばの話、なんらかの理由で、その事を、やめたくなってしまった場合でも……、自分の都合で、やめる事は、できないのでは、ないだろうか……。