いつものコーヒーを片手に、推理する。

 明一にも、好きな飲みものが、ある。

 それは、明一が十代半ばの頃から、親に飲む事を解禁されて、飲む事ができるようになった、コーヒー、である。

 最近の明一は、焙煎したコーヒー豆からコーヒーを抽出して飲む場合は、コーヒー豆の種類のひとつである、モカ、の事を、最近になって知ったので、コーヒーを買う場合は、明一の実家である、タリーズコーヒーや、コンビニの、ファミリーマートなどで買う場合にも、基本は、サントリーさんのペットボトルによるコーヒー、クラフトボス、を優先させて、好んで買って、飲んでいるけれど……最近は、そのモカも一緒にお買い上げをして、好んで飲んでいたりもする。

 ただ、ファミリーマートの焙煎器で買うホットのモカのコーヒーに関しては…(基本、ファミリーマートの焙煎器でコーヒーを買って飲む場合は、モカのコーヒーしか飲まないから……他の種類のコーヒーに関しては、どんな感じかは、わからないけれど……)…コーヒー豆を焙煎のしすぎでだろうけれど、豆が焦げて、黒くなっている事から……抽出したコーヒーが、焦げからくる苦みによって、コーヒー本来のコーヒーの味が、焦げの苦みで消されている事が、少々残念で仕方がない……。

 ちなみに、コンビニなどでは、タリーズコーヒーの姉妹店でもある、スターバックスのコーヒーも、買って、飲んでいるけれど。


 そして、今日、明一と鏡未の地元である、福岡県の中の、明一の育った土地である、北九州市にある、黒崎イオンの中のマックスバリューで、サントリーさんのペットボトルによる新作のコーヒー…サントリー「クラフトボス カフェモカ エスプレッソ」が発売されていたのを見つけたので、さっそく買って、飲んでみる事にしたのである。


 うまい。


 そんな明一は今日も、一日に何杯も好き好んで飲んでいる、いつものコーヒーを片手に、ひと息つきながら、その推理力を駆使して、ある組織との、たたかいの日々に、身を投じていくのである。

 ちなみに、鏡未も明一の影響で、いつからかコーヒーを好き好んで飲むようになったのである。


 一日も早く、またふたりでいっしょにコーヒーをかこんで、お互いに、一緒に笑い合いたいと、心で、想いながら……。

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