帰りたい場所

長櫓愛希

私の帰りたい場所





ふとした瞬間に、心が遠い昔のふるさとを追い求めることがある。




それは、日々の仕事に追われて疲れ果てた夜だったり、はたまた、ふと差し込んだ午後の光のやわらかさに胸がきゅっとなった瞬間だったり…。



私の中に「あの頃に帰りたいな…」という気持ちが膨らんだとき思い浮かべるのは、私にとってはかけがえのない想い出の場所……子供の頃、よく祖母と過ごした実家の縁側だ。



なかでも真っ先に思い浮かぶ光景は、少しずつ秋の気配を感じる風が頬をなでる頃。過ぎゆく夏を惜しむかのように蝉の声が響いていた夏の終わりだ。



冷たい麦茶を飲みながら、祖母と並んで空を見上げていたあの時間が、ときどき無性に恋しくなる。



何も特別なことはなかったけれど、自分を取り巻く景色のすべてが穏やかで優しかった。



今みたいに、何かと忙しない、時間に追われるような日常ではなく、もっと ゆったりとした時間が流れていて、私という存在が無条件に、まるごと受け入れられているような気がしていた頃の、はるか遠い時代の想い出だ。



ごく普通の、それほど大きくはない縁側。でも、そこに座るだけで、″自分の居場所がある″という安心感があった。



懐かしいあの縁側、あの空気。そこが私の「帰りたい場所」だ。




現実には、もう、その思い出の縁側もないし、大好きな祖母も今はもういない。けれど、私の中には確かに残っている。今も変わらず心の中に息づいている大切な宝物…。



目まぐるしく変化する日常の中で、自分を見失いそうになるとき、私はそっと心の中にある、この″縁側″に戻るのだ。



すると、「大丈夫よ…」と優しく背中を押してくれる、祖母のやさしい声が聞こえるような気がする。





そんな場所があるから、私はまた、今日をがんばれるのかもしれない。












皆さんには″帰りたい場所″…そして″大切な場所″はありますか?










…そして、



夏の終りといえば…



宿題をてんこ盛りに残したがために、家族を巻き込んで片付けるという(笑)(;^ω^)


このときも、おばあちゃんには本当にお世話になりました(*´艸`*) ←コラコラ



いやはやしかし、


縁側というのは、なんとも言えない風情があります。豚蚊取りと冷たい麦茶とスイカがあれば、そりゃもう無敵!(ΦωΦ)ゞ






(ΦωΦ)ヾ(ーωー;) スイカを″志村けん食い″して、よく叱られましたな…




(ΦωΦ)ゞ いやはや、それほどでも〜





(ΦωΦ)ヾ(ーωー;) ほめてない💢




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帰りたい場所 長櫓愛希 @carameldrops

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