幻想譚としての顛末だけでも魅力的な物語でしたが、青洵が妻と結ばれるまでの辛苦が生々しいほどに感じられ、それだけに、奇跡の得難さと別離の悲嘆が迫ります。
彼は月という幻想の世界で、妻と再会できたのでしょうか……。
作者からの返信
武江さん
いつもながら世界観を真正面から捉えてくださる素敵なレビューコメントを書いていただき、ありがとうございます!
幻想的な気分に浸っていただけたらとても嬉しいです(*^^*)
生身の人間である青洵が天上の美へと手を届かせるには、才能や並みの努力だけでは足りず、何か名状し難いものに見出される素質も必要だったのではと思います。
彼と妻がどこか別の場所で再会できていることを、作者としても祈ります…。
お読みいただき、ありがとうございました!
あいや〜…途中、リアル民話を読んでいるような、そんな錯覚に陥っちゃいましたわい。凄いッ。
これはもう、他にも色々な国を舞台にした『コヨ民話集』として、シリーズ化を希望します^_^
作者からの返信
ナナミンおねえさま
わあいっおねえさまに凄いと言っていただけるなんて、こよみ感激…って、んん?『コヨ民話集』?なんというずば抜けたネーミングセンスッ…!!
これはもう、架空の国々を巡り歩いてグリム兄弟よろしく採話しました…という体で、ぜひとも書かねばなりませぬ。そしてかの有名な民明書房から出版してもらうのです。
頑張るぞっ٩( ''ω'' )و
ご愛読、まことにありがとうございます~^^
sugoi すごいの読んだ🥰🥰🥰
6題が自然に溶け込んだ名作じゃないですか
本作をあれこれ語る言葉を持ち合わせておりません。鐘古さんの筆力に改めて感服
企画にご参加いただきありがとうございました!
作者からの返信
柴田さん
こちらこそ、いつも精力的に三題噺の企画を立ててくださって、ありがとうございます!
100回到達だなんて、頭が下がります✨
忙しさにかまけてカクをサボりがちなところ、こちらの三題噺のお陰で踏みとどまって、なんとか執筆できている面があるので、感謝しきりです^^
sugoi とのダイレクトなご感想も嬉しいですヾ(≧▽≦)ノ
また勝手に6題にしてしまいましたが、思ったよりもうまく溶け込んでくれました!
肝心の第100回、まだノーアイデアです。滑り込めるか…(^^;
企画に参加させていただき、ありがとうございました!
「聊斎志異」に収録されていそうなお話ですね。
青洵が連れて来た妻が絵に描かれた存在、というのは予想通りではありましたが、丁寧な構成力、描写力で、圧巻の作品に仕上がっています。
感服です。
作者からの返信
平井敦史さん
ありがとうございます。まさに、そういうイメージで書きましたので、「聊斎志異」を引き合いに出していただけて嬉しいです(*^^*)
口伝で伝わってきた素朴なお話の風合いを出したかったので、凝った構成にはしなかったのですが、そのぶん文章を凝る余地が生まれてくれました。思いがけずその文章を楽しんでいただけて、とても光栄です。
大変励みになるコメントを、ありがとうございました!
おすすめレビューから来て、拝読させて頂きました。
う〜ん、凄すぎます!
この語り口と世界観、圧倒的な筆力に、物語に引き込まれていました。中国の古典伝承逸話集に、本当に載っているお話かと思いました。
このような素晴らしい作品にめぐり逢えるのは、幸せです!
読ませて頂き、ありがとうございました。
作者からの返信
春渡さん
お越しくださり光栄です!
コメントに書いてくださったように、黙って差し出したら中国の古典伝承逸話集に載っていると勘違いされてしまう世界観を目指しましたので、まさにそんなふうに味わっていただけて、とっても嬉しいです(*´ω`*)♡
励みになるコメントをいただけて、こちらこそ幸せな気持ちになりました✨
お読みいただき、ありがとうございました(*^^*)
こ、これは……。
もしかして鐘古さんは宮城谷昌光先生の生まれ変わり?(いや、失礼だろ。宮城谷先生、精力的に作品発表していらっしゃるし)m(_ _)m
でも、そう思えてしまうほどの煌めきに満ちた秀逸な文体でした。
マジでどんだけ下調べしたらこんな言葉を使いこなせるのか、もう脱帽です。
そしてそれにもまして自分で描いた女性を妻にして愛するとはなんという幻想的なファンタジーであることか。青洵ってもしかして現代の二次元ヲタの元祖だったりして(いや、それもなんか失礼m(_ _)m)
極めつけは最後にしれっと稗官が出てきて、繋がってるなあと思わずニヤニヤしてしまいました。
喩えようのない物悲しさが心にしみじみと残るお話でした。
読ませていただきありがとうございました!
作者からの返信
ふたろさん
宮城谷昌光先生「呼んだ?」
って、こんなところに大御所を召喚させないでください!
生まれ変わりはアレですけど、階段でぶつかって中身入れ替わりならワンチャンあるかもと思いつつ、そこまで感心していただけたとは、とっても嬉しいです✨
また、このまま帯につけたいくらいの素敵なレビューコメントを、ありがとうございます!作品に込めた幻想性や諧謔、人間の哀しみを余すところなくご紹介くださって、光栄に過ぎます( ;∀;)
>二次元ヲタの元祖
た、確かに…!しかも需要と供給を一人でこなしている、かなりレベルの高いヲタだと思われます。気が合いそうなので酒でも酌み交わしたいところですが、酒は駄目なんだった。
稗官は一部の方にニヤニヤしてもらえたら嬉しいなあと思っていましたので、良かったです(´艸`*)実は華帝国時代という裏設定です♪
こちらこそ、大変嬉しく励みになるコメントの数々を、ありがとうございました!
読みふけってしまいました。
すごい。
作者からの返信
壱霧さん
お読みいただき、ありがとうございます!
壱霧さんにそう言っていただけて、とても嬉しいです(#^^#)
志怪小説という言葉すら初めて知ったぐらいの無教養でコメントするのも気が引けるんですが、本当にこんなお話がどこかで語り継がれているような錯覚に陥るほどでした。あえて酒を選んだのにこんな皮肉なことに。月に向かって伸びる煙が幸せそうでもあり、県知事に天誅が下って欲しいと思っていた心すら清められるようでした。
作者からの返信
柊さん
コメントをありがとうございます!
このお話を書くことで、志怪小説というものを柊さんにも知っていただけたのなら、とても嬉しいです^^
奇妙で不思議な話を実しやかに語る…というのが大事なところなので、本当に語り継がれているようと感じていただけたのなら、万々歳です✨
県知事に天誅が…と、親身なご感想も嬉しいです!
文人画家などがおり、芸術文化が花開いている様子からして、この時代はあまり戦乱のない文化の爛熟期なのでしょう。安定と引き換えに人材などの刷新は活発でなくなり、既得権益に胡坐をかきやすい状況が生まれ、県知事のような人が蔓延ってしまう側面もあったのだと思います。
本物の志怪小説もこんな風に、当時の風俗や社会状況を知るための研究資料として使われていたりするので、面白いですよ♪
お読みいただき、ありがとうございました!
凄いものを読ませて頂きました…と皆様がコメントしたくなる気持ちがよく分かります。
これはどこぞの国の訓戒を含む史実か、古典文学の一片か。
すっかり引き込まれて、読み終わったらため息が出ました…。
世界観にぴったりな美しくも硬派な文章が素敵でした。
読ませて頂きありがとうございました。
作者からの返信
幸まるさん
わああ、読み終えてため息を漏らしていただけたなんて、光栄すぎます✨(´▽`*)
志怪小説は小説というもの自体の黎明期に編まれた文章で、本当のところ漢文で書かれているので、日本語訳のものを読んでも、一種独特の硬質で玲瓏とした響きが感じられるんです。そういう雰囲気を出したかったので、「美しくも硬派」というご感想を頂けるのはすごく嬉しいです!
こちらこそ、お読みいただきありがとうございました。
コメントをいただけて、大変励みになりました(*^^*)
完璧にピタリとはまったパズル絵みたいな文章に嵌り、最後まですんなり読めてしまいました。素晴らしい文章と物語を有難う御座います。
飛び抜けた才故に遂に現世での幸せを掴めず、己の夢に殉じるしかなかったラストが切なく、身につまされる物がありました。
それでいて、最後にスラッと”こんな話を聞いた”的な締めでくくる手腕に思わずニンマリ。上手い落し方だなあ、と感嘆の声が出ました。
作者からの返信
色街アゲハさん
完璧にピタリと、だなんて、嬉しすぎるご感想をありがとうございます!しかもそれに嵌っていただけたとは、ますます嬉しいです✨
優れた才能が現実世界との折り合いを付けられず、時として無念の結末を迎えてしまう…ということは、どの業界でも見受けられることのような気がします。その悲しさを、我が身のことのように感じてくださったなら光栄です!
ラストの一行は、いつかやってみたかった締めを採用することができて、作者的にもニンマリでした(^^)
お読みいただいた上に励みになるコメントまで、ありがとうございました!
なんでしょう。明日も早起きせねばならぬのに、完全に惹き込まれて、うっかり最後まで読んでしまいました。
凄すぎるでしょ、こよみさん。
これ、三題噺2つ分なんですよね。
いやいや、もうそんなことは、言われないと気づきませんよ(^_^;)
どうやったら、こんなん書けるんですか?
これはやはり、こよみさんの頭の中を覗いてみないといけません。
こういうお話が、世界の名作文学全集に載っていても、全然おかしくないくらいのレベルだと思いました。
読みごたえのあるお話をありがとうございました!
作者からの返信
緋雪さん
お返事遅くなりました<(_ _)>
今朝の予定は無事に済ませることができたでしょうか? うっかり最後まで…なんて、物書き冥利に尽きるお言葉で、嬉しすぎます!
もはや三題噺を書いているのか、書いた話を三題噺に当て嵌めているのか、自分でもよくわからなくなってきました(笑)
頭の中、もう少し医療が進んだら、こう、炊飯器みたいにパカッと開けられる設計に…って、自分で言っていてゾッとしましたよ((+_+))
小説をどうやって書いているのか、それぞれの作家さんの脳の働きを解明できたら面白いなーとは思うんですけれども、解明できたものってすぐAIに真似されちゃいそうなので、やっぱり謎のままがいいかも…。
世界の名作文学全集とは、望外のお言葉です!
こちらこそ、嬉しいコメントをありがとうございました(≧▽≦)♡
……えっ? これが、中国の古典的な作品集かなにかの一編ではないと? カクヨムで公開されてウェブで無料で読めるものですと? しかも、三題噺の企画ふたつに乗っかった作品? (@o@;)
すごいです、凄すぎます。こよみさんが書ける人なのはとっくに知っていたことですが、それにしてもこれは素晴らしすぎます……! ブロ子さんもおっしゃっていますが、この作品にふさわしい感想をちゃんと書けるだけの語彙力が私にはありません。
かといって、志怪小説風だけれども、読みづらいということはまったくなかったです。無知な私にも雰囲気はバッチリ伝わってきました。『月煙奇譚』というタイトルもこれしかない! という感じにはまってます。どこをとっても完璧だと思います!
素晴らしいものを読ませていただきました。作家・鐘古こよみの可能性は計り知れない……!
作者からの返信
千弦さん
お返事遅くなりました<(_ _)>
ものすごくたくさん褒めてくださって、もう胸いっぱいです…!!
志怪小説風にしたのは完全に思い付きで、そもそも元ネタからして知らない方も多いだろう、あまり読まれないだろう…くらいに思っていたので、こんなに真正面から受け入れていただけるとは、それだけで夢のようで✨
タイトル、シンプルすぎる気もしたのですが、これしかない!と感じてくださったなら嬉しいです♪
ファンタジーで中華なので、苦手を押して読んでくださったのではないかと想像します。それなのに励みになるコメントまでくださって、感謝の念に堪えません…!
自分の可能性をますます広げる努力をしていこうと思います♡
お読みいただき、本当にありがとうございました(*´ω`*)
こよみ様を、そしてこの『月煙奇譚』を、称賛する言葉を探す旅に出ます。……と言ったら、私は帰って来られないかもしれません。十年も二十年も。この御作の素晴らしさを全て的確に言い表わすには私の語彙はあまりにも陳腐です。
生きた絵を描く青洵とこよみ様が、どこか似ているように感じました。勿論、こよみ様はこれからもずっと素晴らしい小説を書き続けていかれるでしょう。ステージが変わっても。
毎回、私たち読者を驚かせ感動の渦に巻き込む鐘古こよみ作品に栄光あれ! と月に願います。
こよみ様、読ませていただき、ありがとうございました。
作者からの返信
ブロ子さん
ああっ、旅に出ないでくださ~~い!!
何も言葉はなくとも、静かにしっかりと物語を受け止めて読んでくださっていることはわかりますので、それだけで作者冥利に尽きるというものです(^○^)♪
青洵と私が似ているとは、おっしゃる通りかもしれません。私もあんまり世俗的な成功というか、一時的な栄達というようなものに興味はなくて、誰にも注目されなくても自分が求める高みをコツコツ辿っちゃうタイプかもしれず…(∀`*ゞ)エヘヘ
そんな作者の本質的な部分を見ぬいてくださるブロ子さんの慧眼には、いつも驚かされます!
こちらこそ、いつも真摯なコメントをくださって嬉しいです✨
お読みいただき、ありがとうございました!
何と美しく、哀しく、奇妙な物語なのでしょう……!!!
怪奇幻想文学も大好きな私にはたまりませんでした。ちょっと、乱歩の「押絵と旅する男」を連想しました(お好きだとよいのですが)。
文章がまた流麗の極み……「ものすごく凝りまくった筋がなくても、読みたくなる文章を書けるようになる」という目標は、すでに達成していらっしゃいますよ。もっとも、鐘古さんの御作は筋もたいへん凝っていると思いますが (≧▽≦)
近況ノートで紹介されていた『しかばねの物語』も読んでみたくなりました。蓮ランタンも素敵でしたし(『蓮花の王』を思い出しました)、狼ぬいさんも可愛かったです!
そうそう、実はいま、『ゲームの達人』を読んでいるのですよ (,,>᎑<,,) 読了したら感想をお伝えしますね。
作者からの返信
ハルさん
怪奇幻想文学もお好きとは、ハルさんは手広く様々なジャンルを愛していらっしゃいますね✨
乱歩はあまり数を読んでいないのですが、「押絵と旅する男」はたまたま知っていました! ああいう不思議で奇妙な現実離れしたことを真面目に克明に書かせたら、乱歩の右に出る者はいないんじゃないかと思わせられてしまう作品で、もちろん好きですので光栄ですヾ(≧▽≦)ノ
そして近況ノートに書いた私の目標、既に達成しているとお優しいお言葉を、ありがとうございます( ;∀;)
今のところ筋は凝り過ぎてしまうきらいがあるので、もうちょっとシンプルで同じくらいの豊饒さがある物語を書けるようになりたいなあと思っているところです。
『しかばねの物語』は、中のイラストも綺麗なんですよ♪ 蓮ランタンに『蓮花の王』を思い出していただけたことも光栄です!
チビ狼くんは、いつかハルさんの近況ノートでお話した、ゲームセンター育ちの子です♪
『ゲームの達人』を読んでくださっているのですね✨
だいぶカロリー消費量の高いお話なので、読み終わった後はしっかり栄養補給をしてくださいね(笑)
ご感想楽しみにしております~♡
ぬううう~~~、相変わらず凄い。凄すぎです。
奇妙で不思議な話。
そして、それを見事に表現する文章。
冒頭部も引き込まれましたが、ラストの一行がまた良いです^^
このまま雑誌に載っていても、他の作品を圧倒する物語だと思います。
「鐘古こよみ短編集・Ⅱ」の第一話は、この「月煙奇譚」ですね^^
凄いモノ読んでしまいましたよ
作者からの返信
イルカさん
やった!イルカさんの唸り声ゲット!海洋生物研究所に寄贈しておきます♪
冒頭で「小難しそうなのでやーめた」となる方も多い気がしていたので、そこから惹き込まれたとのお言葉、大変嬉しいです✨
ラストの一行はねー、こういうの、一度はやってみたかったんですよね~っ( *´艸`)
他を圧倒するとは望外のお言葉で、どういう雑誌が載せてくれるのかなあ。そしてよく見ると「鐘古こよみ短編集」がⅡになってるッ!
インディーズ妄想出版ばっかりしてないで、いずれ本当にしないといけませんよね(∀`*ゞ)エヘヘ
お読みいただき、ありがとうございました!
うおおおお、洒脱! それでいて肩の力を抜いてふんふんと読め、最後には余韻馥郁、おう、おおう……。
少なくとも自分にはこれ、文章だけでも全然刺さってます。すーごーいー。
先についているコメントが二つともそろって「すごいものを見てしまった……」なのもうなずけます。うわー。
作者からの返信
いずくさん
文章刺さってくださいましたか!!大変光栄です✨
見た目が堅苦しいからあんまり読まれないだろうな~くらいに思っていたので、洒脱、肩の地を抜いて読めるとおっしゃっていただけたのは、意外でとっても嬉しいです(≧▽≦)
この手のジャンルでよくある文体を真似てみた、いわゆるパスティーシュ作品なのですが、こういうのも受け入れてくださる方がweb界隈にもおられることは、私にとってもすごく勉強になりました。
お読みいただき、ありがとうございます(*^^*)
おはようございます。
朝からすごいものを読ませて頂きました。
青洵は煙になって妻の元へ旅立ったのですね。
美しく切ないお話でした。読ませて頂きありがとうございます。
作者からの返信
めぐるさん
朝からお読みいただき、こちらこそありがとうございます!
青洵の魂はきっと、狂おしい想いと共に、妻の元へ届いたのだと思います。
志怪小説風というコンセプトゆえに、癖のある書き方で読みにくいかしらと案じていましたが、美しく切ないと感じていただけて、とっても嬉しく励みになりました<(_ _)>
朝から凄いものを読んでしまいました。
○○譚の一話という風情と、哀しい結末にやられました。
そしてこれだけのお題を盛り込んで破綻しないのも感動です。
ありがとうございました。
作者からの返信
つむぎさん
朝一番にお読みいただき、光栄です!
○○譚とつくお話にはある種、独特の風情や品格がなければならない気がしていて、背筋を伸ばして書いたつもりですので、結末に感じ入っていただけて本当に嬉しいです。
こちらこそ、ありがとうございました(*^^*)
【三題噺 #98】「世界」「酒」「紙」&【三題噺 #99】「雨」「口」「理由」への応援コメント
青洵……(´;ω;`)
両親の「月より美しい妻を」という期待が彼の人生を狂わせたように感じました。飛び抜けた才能がありながら、親を喜ばせたいたがめに「妻を創る」ことに十年も費やしたんですね。それって義務感のようなものだったのかな……と。現実の世界にも通じる重いテーマですね。
作者からの返信
圭以さん
青洵のために泣いてくださって、ありがとうございます(´;ω;`)
中国は儒教の国なので、骨の髄まで「孝」の精神が人々に沁みわたっていて、親に言われたことは重く受け止めてしまうようです。
『中国の大盗賊』という本を読んだら、「盗賊が身代金を取るのに誘拐するのは、日本なら子供だが、中国だと親である」と書かれていたので、なんだか感心してしまいました。なるほどねえ。
なので、義務感は当然あったと思いますが、彼自身の己の技術に対する驕りも少なからずあった気がします。
ただ、懸命に実現しようと思い詰めるうちに、本当に愛が芽生えてしまった。芸術に対する、永遠の片想いみたいなものかもしれません。
本気で自作に向き合う創作者ほど、幸せより苦悩の多い人生を送っているという、私のイメージも投影されている気がします。