自分の人生が書かれた本に出あう……ここまではよくある話ですが、その先の転がし方が秀逸だと思いました。
手に掬った水に映る月のように。 哲学・数学・物理学・SFなどのタグで検索して作品を拝見することが多いです。 自分の作品は小難しいことを書きがちです。
『人生』において自分の意思で決めたことは何も無いのではないか?レールに敷かれた人生をただ歩いているだけなのでは?そんなことを考えさせられる、良い短編でした。
登山中に道に迷ってしまった主人公のリョウタ。 しばらくさまよっていると、『あなたの図書館』と書かれた施設を見つけて入ってみる。だがその中に人がいないどころか、本棚には本さえ入っていない。 なお…続きを読む
「自分の人生が一冊の本だったら」そんな言葉を誰もが一度は耳にしたことがあるでしょう。しかし本作はその発想を一歩掘り下げていきます。図書館にあるたった一冊の本。その中には自分の人生について…続きを読む
とりあえず、読んでください。何かが変わると思います。きっと、何かが……
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