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車のドアを開けて貰い、外へでる
車が乗れない過去もあったけど、タクとハヤトさんの運転なら乗れるようになった私
私は今日の送りをしたタクに目をむけることなく学校へむかった
「クソガキ…」
タクの大きな声に振り向いたのは条件反射
どうせまた、小言を言われるにちがいない
「いってらっしゃい」
っ…挨拶はどんなときでも
それは家の方針だ
だからタクは言っただけ。
ほんと、むかつく
「…いってきます!」
嫌々いう私。そんな私にタクはもう一言
「はっ…0点とんなよー」
その言葉はシカトした
「迎えくるから。この俺が」
「ハヤトさんにして!」
このやりとりは何回目?
ずっと前からこうだった
そう。ずっと前から…
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