第3話
愛は気が弱い子供であった
一人っ子で両親に甘やかされて育った
愛は男の子だったが
色白で、女の子の様だった
愛は恥ずかしがり屋だった
両親とは話が出来たが
近所の子供と話をすることは出来なかった
6歳になり小学校に上がっても愛は一人だった
ある日、愛が公園に一人でいると
ザ・マンが近づいてきた
「久しぶり」
とザ・マンが言った
「うん」
と愛
「会えてよかった」
とザ・マン
愛は照れた
「君に話がある」
とザ・マン
「何」
と愛
「君は特別なんだ」
とザ・マンは言った
「君はネイティブNO1だ」
とザ・マンは言った
「ネイティブNO1」
と愛は聞き返した
「つまり地球最強」
とザ・マン
「最強」
と愛はびっくりした
「君の子孫がこの星を支配するんだ」
とザ・マン
愛は訳が分からなかった
「そして、僕は君の子孫の中で最強のザ・マンだ」
「子供なのに最強なの」
と愛は聞いた
「そうだよ」
とザ・マン
「つまり、大人が攻撃する気を起させなければ僕らは大人に攻撃されない」
とザ・マンは言った
「うん」
と愛は言った
「この前、僕に会ったときの事覚えてる」
とザ・マンは聞いた
「覚えてるよ」
と愛
「あの時のやつらがヘイトとジェラシーだ」
とザ・マン
「ヘイトとジェラシ-」
「男の子がヘイト、女の子がジェラシ-」
「うん」
と愛
「奴らには気を付けて」
とザ・マン
「うん」
と愛
「行かなくちゃ」
とザ・マン
「うん」
「じゃあまた」
そう言ってザ・マンは公園から出て行った
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます