とある研究施設にて
@raimu_naruse
被験体S-01號の場合
能力開発
それは人間をより高みへと導くものである。
強靭な身体能力、鋭敏な察知能力、超能力なんて場合もある。
そういう私も能力開発を受けた被験体の一人だ。
その能力は……
シィ「ちょっとっ!!いい加減起きて下さいっ!!というか研究室で寝ないでくださいっていつも言ってるじゃないですかっ!!」
???「うぇ……?あぁS-01くんか……おはよう…」
この研究室で寝てるパッと見ダメ人間が通称ハカセ。本名は知らないけど通称があるから困ることは無い。私達の能力開発を行い、自身すらも開発した所謂マッドサイエンティストだ。
シィ「おはようございます。あと私はシィです。通し番号で呼ばないでください。」
ハカセ「そうは言うけど私がつけた名前だって気に入ってくれなかったじゃないか。S01だからソイって名前にしたのに……」
シィ「大豆みたいに呼ばれて気に入るとでも?ただでさえ施された能力開発が料理、掃除、洗濯、その他諸々が上手くできるっていう強化人間かどうかも微妙なものだというのに?」
ハカセ「便利でいいだろう?」
とりあえず一発ハカセの頭にグーをいれてから本題に入る
シィ「それでフィオはどうしたんですか?朝から姿が見えないんですが。」
ハカセ「それなら実戦データ収集に送り出したよ。なんか聞かれたら流れの傭兵だと答えるように言ってあるし大丈夫だろう。流石私。」
シィ「そうですか。(ニッコリ)」
ハカセ「あぁ。(ニッコリ)」
シィ「こんのマッドサイエンティストがぁっ!!別部署で実戦データ収集に出してフォーチュンに保護された子のこと忘れたんですかぁっ!!二の舞になりますよっ!!」
ハカセ「いや…あの子は保護じゃなくて死亡扱い……」
シィ「そこは今どうでもいいですっ!!」
シィ「それに流れの傭兵っていうのも無理に決まってるでしょうがぁっ!!あんな研究費用を注ぎ込みまくって『見てくれ。宇宙戦艦用の主砲だ。すごいだろう?ついでに今期の費用は無くなった』とか言ってた主砲無理やり積んだ高火力ガーディアンなんてフォーチュンにだってありゃしませんよっ!!」
ただでさえ薄っぺらい給料が連帯責任で減らされたらたまったもんじゃない。そろそろ転職を考えるべき時なのか。
・研究施設
様々な部署がありつつ倫理観は少なめの組織。
表向きは大手企業だがその内の一部の人間が研究施設の構成員となっている。
・被験体S-01號
能力開発の結果、家事に特化した強化人間。
ソイと呼ばれるのが嫌でシィと名乗っている。
元々は企業の研究施設とは無関係部署で働いていたが運悪くハカセに出会ってしまった過去を持つ。ハカセの世話が今の仕事。
・ハカセ
能力開発の研究責任者。武装整備の知識にも長けており一通りのことはできてしまう。
精神が男子的なとこがあり、よく普通のガーディアンで運用出来ないような武器も作り出す。
・被験体F-10號
能力開発の結果、ガーディアン適性に特化した強化人間。
F10のため通称フィオと呼ばれている。
普通の人間なら即死するような反動のガーディアンを吐血するくらいで扱うことが出来る。
・あの子
研究施設の別部署で研究されていた強化人間。
今はフォーチュンに保護され、研究施設内では死亡扱いされている。
研究施設内ではマスコット的に可愛がられており、フォーチュンに喧嘩を売ってでも回収しようと計画している派閥が存在するとかしないとか。
とある研究施設にて @raimu_naruse
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。とある研究施設にての最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます