フェアリーの泉
kaoru
第1話
俊「なぁ薫、旅行行かない?暑いから避暑地に。」
突然の俊の提案に、喜んで準備する薫。避暑地といえばあそこだ。
話が出た翌日には移動し、避暑地に到着。木々に囲まれた涼しく過ごしやすい場所だ。
薫「ちょっとお散歩しようよ。」
薫の言葉に笑顔で答える俊。森の中にある通り道を手を結んで薫は支えられながら進む。足元を見たり花を見たり。お散歩は楽しく進んだ。
そこに、光が丸くなったようなものがふわふわと近寄ってきた。俊と薫は虫かな?と思い、俊が払おうとしたとき、声が聞こえた。
「あなたが俊様と薫様ですね。わたしは森に住んでいるフェアリーの村の代表として人間であるお2人に会いに来ました。お話しを聞いていただけませんか?わたし達の村を救っていただきたいのです。」
流暢な日本語と、突飛に聞こえる内容に虫でなくフェアリーだということを理解するには十分だった。
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