概要
殿のご乱心ぶりには、毎度呆れるばかり……。
拙者が仕えておるお方――すなわち我が殿は、名君とも暴君ともつかぬ、なんとも灰色の御政道をおこなわれる御方にござりまする。 されど、唯一つ、尋常ならざる癖をお持ちにござりまする。
それと申すは――殿は時折、奇妙奇天烈なる夢を御覧じては、それを天よりの啓示と受け取り、法や政道を好き勝手に変えてしまわれるのでござりまする。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!こ、今度は「このネタ」で来るのか! ……と、何度も唸らされてしまう!
この発想というか、視点がすごく面白いです。
とある時代に生きるお殿様。ちょっとおバカな雰囲気もあるお殿様ですが、なんとこのお殿様には「未来が見える」という力があるのです。
そして、「遠い未来の出来事」を読み取り、「こういうことをしたらヤバい」ということを家臣たちに伝えるのだった。
……その未来がまた、「うおう!」と読者を唸らされるものとなっています。
つ、つまり、そういうことか! となること間違いなし。
ネタバレになるので、ここで「どんなネタ」が出てきたのかは明かせません。一個でも明かせばもったいないから。
普段ニュースを見ている人も、見ていない人も、変わらずクスッと…続きを読む - ★★★ Excellent!!!あはは! このお話サイコーっ!
短編の名手、モヤさんのセンスが凝縮されたような、エンタメ小説です。
主人公のお殿様は、1000年後の出来事が見えてしまう特殊能力の持ち主。なので、お城の難題を解決する際にも、その予知能力を駆使して、家来に指示を出していきます。が、果たして1000年後の常識は通用するのでしょうか。ちょっと心配になってしまいます。
ネタバレがアレなので、多くは語りませんが、社会の時事ネタ、スポーツ、そして最後は「エンタメ総合」についてチクっと一言。ふふ、モヤさんの主戦場は確かにつれない扱いでしたね。来年は「角川」殿も考えてくれることでしょう。
これ、とってもお勧めです。
皆さんもクスクスして下さ…続きを読む