第7話 かけがえのない家族・・・・
仕事から帰宅し、リビングに子供たちがくつろいでいる。
(・・・いいわねぇ。)
夫と決めていることがある。
【宿題やったの! 用意できてるの? 勉強しなさい!】
【下手に褒めない事】
言わないことにした。。 生まれる前に決めた事。
だからか、自分たちでやってる様子。
もちろん、
100点とか取ったら、「スゴイ」「天才か?」とか
何気に手伝ってくれたりしてくれたことには
「ありがとう。」は、ちゃんと、伝えてる。
さて、まだ時間あるし、スーパーに買い出しに行こう。
『スーパー行ってくるけど、なんか、必要なものある?』
『ピザとプリンと〇〇のポテチ』長女・・・ダイエット中でしょ?
『ケーキと自分もプリンと超でっかいステーキ!!』次男も言う。
却下。(奴らも知っている。買われない事。
『じゃあ!行ってくるね!』 『わかったぁ。』『じゃあねぇー!』
スーパーは空いていて、生鮮の特売日で良かった
主人も帰宅し夕飯時、この人たちは口々に言う
『明日から、普通のお弁当にしてくれればいいからね。』
(なんで、買い物前に言わないのよ。グレープフルーツ袋買いしたのに)
『大体、この季節のものじゃないし、効果ないみたい』
と、自論。
8。立て続けに、主人が『足がやっぱ臭くなるんだよね、分かる?足の匂い?』
(私が、柚子胡椒入れたお気に入りのスープ、飲み始めるときに?) 9。
『おならより!いいじゃん!』次男が言う。
((ちゃぶ台をひっくり返してやりたい気分!!))
(でも、後片付け私。 通常通り、聞かなかったことにしよう。。)
通常通りの日常。
娘にお弁当を持たせて、
後は洗い物で私も出勤。
最後のグラスを水で濯ぐ。
【ガシャーン!!!】 戦慄の大きな音 手元が滑って流しの中で割れる。
(何で、誰もこういう時に居ないのよ)
(先日の、夕食中にこの状況が欲しかった)
そう、私はもっぱら聞くだけ。かけがえのない家族たち・・・・・
時間ないから、流しのグラスはそのまま。(誰か見るだろうか?)
出社する。
と、パソコンが光ってる。メールの通知が。
海外からだ!!!
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