切ない、の一言では表せない、色々な思いが去来するお話です。
昔、感じた悲しさ、寂しさ、せつなさ。いろんなことを思い出しました。
異種族間の恋愛はともすれば悲劇となってしまいますが、それでもどうして惹かれあうのか。そこにはとても深い、深いものがあるのだと思います。
悲しさしかないとしても、そこに別の“何か”があるのではないかと深みを覗かずにはいられない。だから私たちは、悲劇が好きなのだろうと思います。
そんなことを考えさせられる、短いながらも心に残る作品でした。
このような作品を生み出してくださり、本当にありがとうございました。