モフモフだらけのポ□リもいるでよな世界に転生したいと思った瞬間!
くまもと くまごろう
第1話 「モフモフだらけの異世界に転生する」と心の中で思ったならッ!
こうなったらもう、転生してモフモフだらけの異世界に行くしかない。
働けど働けど、仕事は増加し、スクラップアンドビルド?なにそれおいしいの? 標準報酬月額のせいで翌年の税率がとんでもねーことになる。
有給休暇? 休日振替? 振り替えた先で、タイムカード切らないだけで休めないけれども、なんすかその仕掛け? 職場のカードキーとタイムカードと職場パソコンの所管担当が違うとか云うてはりますけれども、実際オーバーワーキングが祟ったら、労働基準局から「全部、耳揃えて出してくださいね」って情報開示命令が出るんじゃなかったっけ?
事業継続計画? ナレッジ(知識・技能)をシェアリング(共有)? ベテラン職人が抱え込むばかりで、どんどん属人化していくよ。
ろくろしぐさが上手な意識高い系など、こちとらお呼びじゃねえっての。
現実は、社畜で、ワンコを飼ったとしても、散歩に行く暇がない。ネコさまなど飼った日には、「遊んでくれにゃーの?」のお目目にやられて出勤する気力がゼロになる自信がある。金魚や小鳥でもエサをやり忘れて飢え死にさせてしまいそうだ。なにせ自身の食事も睡眠でさえも、まともに摂ってないんだから。
というわけで転生してもふもふだらけの異世界に行くぞ待ってろ正座してワクテカして。光と闇があわさって最強に強まった俺様の転生欲が最強。そぉい! これで勝つる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます