第1章 夢リアル 1話

「昼ごはん、ホントいつまで寝てんの?」


お母さんのあきれ声が聞こえ、目を擦りながら起き上がる。時計を見るともうあと数分で12時だ。


(まだ寝てたいけど、お昼食べたいし起きるか)


そう思った少女はふらふらと起き上がりカーテンをあける。

澄んだ青い空に心地よい陽の光、私の好きな春を感じる。今は4月の上旬、あと数日で高校2年生になる。

2年生になったら修学旅行や文化祭のステージ発表など、いろんな楽しい行事があるが、その楽しみとは対照的に、眠いだるい、ずっと休みがいい、学校行きたくないという気持ちの方が強い。

なぜなら、


「ごはんだよーごーはーん」


なかなか起きてこない少女にお母さんはリビングから大声で叫ぶ。


「今行くー」


少女は自分が悪いけれど、起きてるのに無駄に大声で起こしてくる母親にイライラしながらリビングにむかった。

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