概要
このよく分からん異世界の歴史に、俺の名を刻むのだ!!
期末テストを終えた俺は、一人つかの間の解放感に浸りながら学校を後にした。コミュ障の俺には友達はいない。でも、それを気にした事は無い。もともと一人が好きで、むしろ自分の時間を他人に浸食されたくはなかったのだ。これといった趣味はないものの、唯一帰る道の途中で古本屋に立ち寄る事。その日も、いつものように行きつけの古本屋に立ち寄り、ドアを開いた。瞬間、埃っぽい無機質な紙の匂いが俺の鼻孔を擽る。この匂い、心が安らぐ――ん? ここはどこ?
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