第2話

薫は10代だったのと、その他に類を見ない美貌でモデル界ですぐに話題になり、トップモデルとして活躍していた。芸能界からも声が何度もかかっていたが、俊が全て、丁重に断っていた。

薫が大学生のころ、薫の顔を見ない日は無いくらい絶好調だった。

その時、俊のともに一本の連絡が入った。それは驚くべきことに、国からの連絡だった。

「突然のご連絡失礼致します。薫さんのことで、ゆゆしい自体なお話で国際問題になりそうになっており、直接お話しをお聞かせ頂きたくご連絡を差し上げさせて頂きました。直接会ってお話しできませんでしょうか?日程調整していただけるようお願いしたいと考えております。返信お待ちしております。」

俊は訝しげに思いながら、フルスペックの前でメールの発信元を調べた。すると、国の国際防衛省から送られてきていることが分かった。どういうことだ?薫に会いたいからかなと思い、真夜中に黙々と調べ始めた。

すると、国際問題になりそうという理由が一通のメールではっきりと分かった。

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