公募に挑戦した理由
この度、某地方文学賞で最終候補10作品に選出されました。
が、落ちました。
賞金の100万円でベルーナドーム(西武ライオンズのホーム球場)のシーズンシートとおかわり君(中村剛也選手)の刺繍入りユニフォームを購入する野望が水泡に帰しました。
今回はこれを踏まえて話を進めてまいります。
いや、野球の話ではありません。公募の備忘録です。Web小説を主戦場にしてらっしゃる方々にも参考になるように綴ってみたいと思います。野球の話は出てきません。
と言いましても私自身、公募は片手で数えるほどしか応募したことがないので、公募について詳しく語れるわけではありません。なので、今回の件を中心にお話しさせていただきますね。
まず、Web小説主体の方から見て公募というのはどのようなイメージをお持ちでしょう?
応募数は数百~1千人余り。応募できるのは一人につき未発表の一作品のみ。対してWeb小説のコンテストは……言わずもがな。なーんだ公募ってハードル低いじゃん。と思った方もおられるでしょうか。
公募の第一関門は、レターパックライト買ってきて原稿を紙に印刷して住所氏名年齢電話番号略歴を添付して濡れないように厳重にレターパックライトに入れて宛名書いて郵便窓口又は郵便ポストに投函……ああしちめんどくせぇ。
とまぁ、こんなことで競い合っても仕方がないので割愛。頂点目指して勝ち抜くために、作品に魂込めるのはどちらも一緒ですからね。比べるなんてナンセンス。
さて本題。片手で数えられるほどしか公募に応募したことのない自分が、なぜ今年応募しようという気になったのか。
理由は二つあります。
一つ目。このエッセイで偉そうに語っている自分が、果たしてどこまで通用するのか知りたかった、というもの。
プロフ欄を見れば一目瞭然ですが、星0の作品があります。にもかかわらず、ここのエッセイを読んで「面白い」「参考になる」とおっしゃってくださる神様のような読者様がいらっしゃるのですよ。他の作品にも★や♥を付けてくださる仏様のような方々がおられます。
その方たちが、こんな奴の話なんかまともに読んで馬っっっ鹿じゃねーのと言われてしまったら申し訳ないと思ったんですね。あと、自分の言ったことが間違っていたらどうしよう、と。これまた申し訳ないじゃないですか。
応援してくださる皆様にご恩返ししたい気持ちもあり、確かめたかったんです。自分の実力を。そのためには、自分の作風に合致した公募で裁きを受けるしかないなと。結果、最後の最後で泣きを見ましたが、とりあえず通用することがわかっただけでも収穫はあったかなと。
最後は運です。選考委員様との相性だけではなく、その年の傾向も影響するので、こればっかりは自力ではどうすることもできません。海か山に向かってちきしょーと叫んで切り替えましょう。
小説投稿サイトではPVや星の数が少なくて気にされる方を多々お見かけしますが、それは実力や作品のせいではなく、土俵が違う、PRのやり方がずれている、もしくは埋もれているだけかもしれないので全く気にする必要はない、ということは強く申し上げたいと思います。
自信をお持ちください。あなたの小説はあなたにしか書けない、世界でただひとつの逸品なのです。
次に、二つ目の理由。
SNSで公募勢の方たちが楽しそうにチャレンジしているのが眩しく見えた、です。いえ、楽しいばかりではないのは百も承知です。私だって松本清張賞とか歴史文学賞とか箸棒でしたから、落選の悲嘆がどれほどのものなのかくらいは知っています。
話を戻すと、自分はすでに商業出版済みなので新人賞には応募できず。そうすると選択肢が狭まってきます。なんか調べるのもめんどくさくなっちゃってね。んでもって10年以上公募からは遠ざかり、長編書く気力も戻らず、というわけです。
公募ってモチベ保つのしんどいですよ。だって大きいところは途中経過がまったく知らされないんですもの。途中経過を公表してくれるところもあるみたいですが、多分少ない。
その点、Web小説のコンテストは1次選考からずっと公表してくれますよね。途中経過を知れるって実はすごくいいことでして、自分の力の現在地がわかるのがありがたい。私は、もし今回最終候補に残れなかったら「11番目だったんだな」と思えばいいや、なんて勝手に思ってました。
そうよ、最終候補に残らなかった人はみんな11番目なのよ。私はね、謙遜しません。「いやいや、たいしたことありませんよ~」なんて謙遜したらほかの応募者の皆さんに失礼じゃないですか。どなたの作品もたいしたことあるんです。そんな精鋭たちの端っこに加えていただけたのですから誇りに思わないと罰が当たります。
次も挑戦するかはまだ決めていません。次々とアイディアが湧いてくるタイプではないので。一つの作品を時間かけてじっくり煮詰めるタイプなんです。だから新作の投稿間隔も空くし、公募も滅多に応募しない。たくさん応募しておられる方、まじ尊敬です。
それに、ジンクスと言いますか、公募に限らずですけども、何かに挑戦するとき公言すると上手くいかない、というのがありまして。だから公言できないんです。なので聞かないでください。
まぁ、ゲン担ぎみたいなもんなんで。このスタンスは一生変わらないでしょうね。
【ちなみに】
公言しなくても上手くいかないことはしょっちゅうですが、公言すると300%失敗します。
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