えくぼヶ原飄夢譚

紅(くれない)

5分ドッグ

犬飼いぬかいくん、残業がんばってねー!お疲れ様!」

 タイムカードを切った同期の猫田ねこたさんが、俺を労ってくれる。が、今の俺には丁寧に返事する余裕がなかった。

 明日は大事な商談があるというのに、このタイミングで後輩が資料のミスをした。彼に修正を任せてもよかったが、時間的にも俺がやった方が良いという結論になり、1か月連続残業という実績を解除することとなった。

 時間は就業時刻をとっくに過ぎた23時。作成は得意なので、それ自体は問題ない。問題は確実に崩れている俺の生活習慣と、それに伴う身体と心の不健康だ。食事はコンビニ弁当……どころか菓子パンを仕事の合間につまむ程度で、言うまでもなく睡眠不足だ。

 だが、生活を蔑ろにしてでも、明日の商談は成功させなければならない。それほど、大きなプロジェクトなのだ。

 ふとスマホを見ると、ラインの通知が来ていた。見ると、実家の家族が兄の誕生日パーティをしている写真を送っていた。

「そうか、兄貴、今日が誕生日だったのか……」

 返事したかったが、途端に現実の自分に向き合ってしまった。そして、幸せそうな写真を見て涙があふれてきた。

「あぁ……現実が嫌になってくるな……」

 そう呟いた瞬間、何やら意識が朦朧とした――――気がした。ついに疲れが体調に出たか……と目をこするが、やはり視界が乱れている。

 これが過労死か……と思ったそのとき、一瞬だけ視界が黒に染まる。

 その直後、再び視界が戻り―――なぜか、床に倒れていた。

「あれ?おかしいな……ん?」

 ゆっくり立ち上がり、机の上を見ると、もっとおかしな光景が広がっていた。



 ――――机の上の書類たちが、大量に破られていた。



「は?ちょ、え?」

 理解できず、周囲の床に散らばる書類の破片を拾う。幸いにも、明日の商談に使う資料はパソコンにも保存してあるので、これが捨てられても問題ない。

 しかし、いつの間に……というか、俺がやったのか?

 首を捻りつつ、悩んでも仕方ないので再びパソコンに向き直り、資料作成を再開する。


 誕生日パーティの写真が、その5分前に届いていたことに、この時の俺は気付かなかった。




※※※




 翌日、重い足取りで出社した俺は、オフィスの予定が書かれたボードにある、

『13:00 鷹村出版 第3会議室』

という文字を見て、胃が痛くなってきた。

 鷹村たかむら出版は今日、俺が担当する大手出版社だ。ここで大きな契約を勝ち取ることができれば、この1か月の努力が報われる。ただ……。

「先輩……資料、すいませんでした」

 後輩の鹿内しかうちくんが、申し訳なさそうに近づいてくる。昨夜……というか、ここ1か月残業をしていた理由の大半が彼だ。無論、彼のミスは俺の教育不足なので責めることはしないが、身体が限界なのも事実。けど、それを彼に言うわけにはいかない。

「気にしないで。今日の商談を乗り越えれば……」

「でも今回の担当者の方、ベテランで鋭い指摘を連発して案を通さないって有名らしいですよ」

「ぐっ」

 なんでコイツは追い打ちをかけるんだ。もっと胃が痛くなる。

 思い返してみれば、俺は資料作成や社内での会議では順調にこなしてきたが、営業部のくせに他社への営業はあまり上手ではない。まして鷹村出版との交流はこの5年で初めてだ。もし今日、うまくいかなければ……。

 恐怖で頭が白くなりそうになりながら、どうにか自分のデスクに着く。椅子に腰かけ、時間を見ると9時ちょうど。あと4時間で会議が始まる……!

 その事実を認識した瞬間、目の前がぼやけた。時計の針が4つに見え、目の前に座る鹿内くんが2人に見える。

 おかしいと思った瞬間、視界が黒に染まる。


 その直後、再び視界が明るくなり、思わず目を閉じた。同時に、首の下を触られる感覚があった。

「きゃぁぁぁぁ!」

 突如、目の前で女性の悲鳴が轟き、びっくりして後ろにひっくり返る。驚きが隠せないまま目を開けると、猫田さんが右手を抑えて目を見開いていた。

 不思議に思ったのも束の間、おかしなことがいくつもあった。

 ――――なぜか、周囲に他の社員が集まっている。

 ――――なぜか、俺のデスクから離れたところの床に尻を付けている。

 ――――なぜか、時間が9時5分になっている。

「ん?え?は?」

 現状が理解できず、言葉にならない声が漏れる。しかし、どうやら理解できないのは周囲の社員たちも同じようだ。みんな目を丸くして俺を見つめている。

「な、何かありました……?」

「いや……へ?」

「こらお前らー!もう就業時間だ!何やってんだー!」

 猫田さんも同じように困惑していると、人混みの後ろから熊谷くまがい部長の低く大きな声が聞こえた。彼はうちの部署の部長なので、みんなびっくりしてそそくさと解散する。

「犬飼、猫田、お前たち何やってんだ」

「あ、いや……」

「ぶ、部長!これ見てくださいよ!」

 勢いよく立ち上がった猫田さんが、スマホの画面を熊谷部長に見せる。俺も気になって覗き込むと、元気にオフィスを走り回る犬の動画だった。犬種はダルメシアンっぽいが、黒い斑点が若干薄い気がする。

「こんな犬、どっから連れてきたんだ?てか今どこにいる?」

「そ、それが……見ててください……」

 熊谷部長がしかめっ面で映像を見続けると、犬が近づいてきて猫田さんの手が伸びる。そのまま顎下を撫で、犬も嬉しそうな声を漏らす。背後に他の社員も現れ、困惑と笑顔の混じった表情で見守っている。

 すると突然、その犬が猫田さんのスマホに足を伸ばし、カメラが床を向いた。直後、さっき聴こえた猫田さんの悲鳴が響く。

 カメラが持ち上がると、さっき犬がいたところに俺が座っていた。

「……なにこれ?」

 俺が思わず呟くと、猫田さんが真剣な面持ちで俺の目の前に立つ。

「なにこれ、じゃないでしょ!!あなたがさっきの犬だったの!?」

「い、いぬ……?」

 悲しいことに、彼女の言いたいことは分かった。けど、その言葉を鵜呑みにできるわけもなく。

「な、なんかよく分からないけど……とりあえず犬飼くん、今日の商談について確認したいのだが」

「え、あ、はい」

 熊谷部長に言われるがまま、デスクに戻りパソコンを操作した。

 時刻は9時5分。5分なんてあっという間だなぁ。




※※※




 しかしその後も、何度かオフィスに犬が現れる事件が起きた。何ならオフィスだけでなく、社員食堂や会議室、トイレでも無差別に鳴き声が響く。

 そして、出現から約5分後に消え、その場には床に座る俺が現れるようになったらしい。そのため、恐ろしい噂が会社内を駆け巡った。


『営業部の犬飼さんは、1日に5分間くらいだけ犬に変わるらしい』


 たしかに周囲が犬の騒動をしているとき、俺の記憶は無い。しかも、犬が現れるとき、俺は必ず姿を消すという。

 おかげで仕事も全く手に付かない……ということにはならず、所詮は1日に5分なので、そこまで仕事に悪影響はなかった。1度だけ大事な会議中に犬化し、熊谷部長にド叱られたことはあるが……。いや、俺のせいじゃないんだけど。

 そんな風に周囲には迷惑をかけ、白い目で見られる……ということにもならず、同僚も上司も理解が深かった。むしろ社員食堂には俺のためだけのカリカリがあるという。俺、この会社に飼われてんの?


 居酒屋でビールの入ったジョッキを握りながら、俺は小さく唸った。

「うぅ……確かに会社に飼い殺されてる感じしてたけど……ほんとに飼育されるとはぁ」

「ははは……先月は残業祭りだったもんね、犬飼くん」

 猫田さんが同情してくれるが、犬化したときに一番テンションが上がってるのが彼女だということは、同僚からの密告で知っている。

「ぐぅ、面白がってるくせにぃ」

「ごめんごめん、けど、会議中に犬になって、部長が怒ったとき、ゴメンナサイのポーズしてたのは、流石に笑いが堪えられなかったわよ」

「しかも直後に書類かじって、始末書だったよ」

 ため息が止まらない俺を見て、彼女はツリ目を緩めてクスクス笑う。

「まだ部長に怒られてる内はいいけど、猿渡さるわたり社長に目を付けられたら大変よ?あの人、機嫌が悪いとすぐ部下の首を切るらしいし」

「ひぇぇ、だから上場できないんだな、ウチの会社」

 思わず背筋が凍り、身震いを抑えるようにホカホカの焼き鳥を頬張る。

 同時に手羽先を加えた猫田さんは、もぐもぐしながら俺を見つめる。

「どうした?俺の顔になんか付いてる?」

「ねぇ、SNSであなたのこと紹介しない?」

「は?」

 唐突な提案に、俺は理解できず目をパチパチさせてしまう。しかし俺の困惑なんて気にせず、彼女はスマホを操作する。

「今はSNSの時代でしょ。オフィスで料理したり、上司にドッキリする動画がバズったりしてるし。部長に頼んで会社のアカウントを作って、犬化したあなたを発信すれば、きっとウケるよ!」

「待て待て、そんなの需要あるか?第一、仕事はどうするんだよ」

「需要なんて後からついてくるわよ。それに通常業務は変わらずにやって、副業みたいに隙間時間で動画編集でもするわ」

 色々と突っ込みたかったが、目を輝かせながらスマホを触る猫田さんを見て、何も言えなくなった。

 お先真っ暗な感じは、犬化するときの感覚にそっくりだった。




※※※




 その後もいつ犬になるのか分からぬまま、日々が過ぎた。

 俺の苦手な出入りの業者が来たとき、どうやら犬化して嚙みついたらしく、頭にコブができていた。アイツを動物愛護団体に訴えたら勝てるのでは?いや、殴られたのは俺だから、傷害罪で弁護士に相談か?うーん。

 また接待ゴルフの日には、グリーンで犬化してしまった。先方の社長さんがスイングしたとき、なぜかボールが消え、振り返るとゴルフボールを咥えた犬が息を荒くして見つめていたらしい。そのまま隣町の公園の隅に埋めていたというが、かなりの距離を5分で走りきってみせたらしい。どうやら犬化した俺はダルメシアン並の脚力のようだ。

 そんな感じで、小さなトラブルは多々あったものの、それらを動画で撮影した猫田さんが動画サイトで発信して、上手くマーケティングしたおかげで、『5分ドッグちゃんねる』を通して「1日に5分間くらいだけ犬になるサラリーマン」はプチバズりした。それは仕事にも活かすことができ、営業先で話題に出すことで盛り上がり、契約につなげる機会が増えた。

 そんな感じで楽しく過ごしていた中――――事件は起きた。



「あ、犬飼くんおかえり。社長、なんだって?」

 ため息まじりにデスクへ戻った俺を迎え入れた猫田さんが、不安げに声をかける。

 実は今朝、社長からメールで呼び出しがあったのだ。心当たりが全くなかった俺は先ほど、社長室でとんでもない話を受けた。

「……キミを解雇しようと思う、って」

「は!?なんで!?」

 就業中にも関わらず、大声を出す猫田さん。周囲にいる他の社員がびっくりして注目しているが、一切気にせず話を続ける。

「一応、名目上は社長がアレルギーだからって」

「名目上?」

「なんか……俺のこと嫌いっぽいんだよね。そんな気がする」

「「はぁ?」」

 一緒に聞いていた熊谷部長と後輩の鹿内くんが、同時に怪訝そうな顔をする。俺も、社長の話を聞きながら同じ顔をしていたと思う。

「ただアレルギーは解雇の理由にならないんじゃないか?これでお前の成績が不振だったり、会社に不利益なことをしていたら別だが……」

「むしろ、『5分ドッグちゃんねる』のおかげで会社の名前が広まったと思うんだけど」

 真面目に悩む熊谷部長と、頬を膨らませて怒る猫田さんの言葉が、俺を僅かに安心させてくれる。しかし、彼らが憤っても状況は好転しない。

「どうするんですか?犬飼さん」

「そりゃ、辞めたくはないけど、社長命令に歯向かうなんて……」

「こうなったら、労基しかないんじゃない?」

 猫田さんが腕を組みながら、決心したような表情で言う。

「そうだな。俺から連絡してみるよ。労働基準監督署の中に大学の同期がいたはず」

「いいんですか?部長、社長に目を付けられちゃいますよ」

「最近の成績向上は紛れもなく犬飼のおかげだからな。それに、本来は部下を守るのが上司の役目だろうし」

「ぶ、部長……ありがとうございます」

 俺の下げた頭をポンと撫でで、熊谷部長はデスクに戻ってスマホを操作する。今は、部長に託すしかない。

「でも、もし部長がダメだった場合……」

 最悪の可能性を口にし、再び不安がこみ上げてくる。その瞬間、視界がぼやけ始めた。

 まさか、このタイミングで犬化?と思ったときにはすでに視界が黒く染まり、意識を失う。

 目の前が真っ暗になる直前、遠くから知らないおじさんがこっちを見ていたような……。



 ―――翌日。

 社長室に入ると、昨日と同じように猿渡社長が部屋の中央の机で腕を組んでふんぞり返っている。いやらしくニヤニヤ笑う顔にはたくさんのシワが刻まれており、年齢は50代後半といったところか。

「おはよう犬飼くん。さて、辞職する決意はできたかな?」

「それなんですけど、少しお話してほしい方がいまして」

 俺の予想外の返事に、猿渡社長は分かりやすく首を捻る。その様子を横目に、俺はドアを振り返り「入ってください」と声をかける。

 音を立ててドアを開くと、口ひげを蓄えた男性が入ってくる。昨日、犬化する直前に俺を見ていた男性だ。

 その顔を見た途端、猿渡社長が勢いよく立ち上がり、大声を張る。

「わ、わ、鷲崎わしざき会長!!」

 立ち上がったまま固まる社長を気にもせず、鷲崎会長は猿渡社長に向き合う。

「猿渡くん、仕事は順調かね?」

「え、あ、はい!今のところ、滞りなく……」

「そうか……私から引き継いだ仕事は、無秩序に社員の首を切るものだったのか」

「へ……?」

 こんな間抜けな声の猿渡社長を聞いたことはない。思わず吹き出してしまいそうになる。しかし、鷲崎会長の圧力がすごくて俺まで固まってしまう。

「犬飼くんを不当に解雇しようとしたおかげで、労働基準監督署が動いたよ。しかも内容を聞いた担当者が動物愛護団体に連絡したらしい。さぁ、君はどう責任をとってくれるんだい?」

「へ?あ、いや、わたしは……」

 ゴニョゴニョとギリギリ日本語になってる言葉を紡いでいるが、会話にはなっていない。その様子を見て、鷲崎会長はさらにため息をいた。

「はぁ、情けない。分かったなら彼の解雇は取り消しなさい」

「は、はひ……」

 その言葉を最後に、ドアへ歩き出した鷲崎会長に気付いた俺は、素早くドアを開け、動線を確保する。そして部屋を出る直前、社長室を振り返り、小さく呟いた。

「もし今後、同じような行為が確認されたら、次はキミが辞職を迫られる番だ。覚悟しておきなさい」

 落ち着いた声で、はっきりと告げた鷲崎会長は、猿渡社長のリアクションを確認することなく、部屋を去った。


 俺も会長のあとをついていきながら、頭を下げる。

「ありがとうございました」

「いやいや、私の方こそ、君たちのボスを教育できてなくて、申し訳ないよ」

 そういってガハハと笑い、会長はエレベーターに乗ってオフィスを去っていった。どうやら別の仕事があるらしい。


 オフィスに戻ると、営業部のみんなが迎え入れてくれた。

「どうだった?」

「鷲崎会長が説得してくれたよ。ありがとう」

 その報告を聞き、猫田さんは「よかった~」と胸を撫でおろした。他の人も喜んでくれて、俺もなんだか泣きそうになってしまう。

 そんな中、熊谷部長が来て、俺の肩にポンと手を置く。

「よかったなぁ。昨日、タイミングよく会長が来てくれて。しかも要件は『ウチの会社で話題の5分ドッグを見てみたい』ときたもんだ」

 つまり昨日、会長が犬化した俺を目当てに来た時、ちょうど犬化したということ。猫田さんいわく、しっぽをブンブン振って走り回る俺を見て、会長は頬を緩めまくっていたらしい。

 そして5分後に戻った俺から、解雇について聞いた会長が、全面的に協力してくれることになったのだ。

「まぁ、来年の春には昇進試験がある。これから部下も増えるんだから、クビになんかなってる場合じゃねーぞ」

「はい!」

 熊谷部長に物理的に背中を押され、同時に気合が入る。




※※※




 数か月後、新入社員が入り、みんなで花見がてら公園で飲み会をすることになった。入ってきた社員の中には俺のファンだという人もいて、めちゃくちゃ露骨に写真を撮ろうと狙ってるのが伝わる。

 期待に応え、今すぐに犬になってやりたいけど、残念ながら俺の意思で犬化はできない。

「っていうか、犬化する条件ってあるのかな……?」

 ふと、その疑問が浮かんだ俺は、これまでに犬化したタイミングを振り返る。


 最初は、1か月連続残業を更新した日の夜。家族から誕生日パーティの写真が送られてきた直後だった。

 そして翌日、重要な商談を目前にしたとき。

 他にはあまり得意じゃない接待ゴルフのときや、社長から解雇宣告(未遂)をされたときなど。

 ……あれ?もしかして俺って。



 ―――辛いこと、逃げたいことがあるとき、犬化するのか?




※※※




 意識が覚醒する感覚が強くなるのと一緒に、目覚まし時計の音が徐々に強くなるのを感じる。手を伸ばしてアラームを止め、俺はゆっくり立ち上がる。

 何か、とても長い夢を見ていたような気がする。

 起きて朝食を食べながら、目的もなくスマホをいじる。何となく動画サイトを開き、なぜか『5分ドッグ』と検索するが、何も出てこない。なんか、見覚えあるフレーズなんだけどなぁ……。

 モヤモヤしつつ、いつも通り出勤する。

 駅に向かう道中、近隣住民のおばちゃんから「おはよう」と挨拶される。こちらも快く返事するが、あまり交流のないご近所さんまで声をかけてくれる。不思議に思いつつ、俺は気にせず歩みを進めた。








 おばちゃんたちが、カリカリを隠し持っていたことに、俺が気付くはずもなく。

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