第16話 下ネタ

 健康診断の結果が返ってきた。

塩分を控えましょう!って、ご丁寧にコメントも頂いた。頭で理解しているつもりでも、やめられないのがビールとつまみなんだわい。


結果を報告しに、いつものお店へと馳せ参じる

高血圧に注意!塩分控えめに!だってさ。

健康診断受診日前

急に下痢と便秘を繰り返して

もしや、大腸がん…

なんてビビっていたのも、取り越し苦労やった

いいことなんやけども


「俺もな、最近腹の調子が良くない。」

とは、富永のおっちゃん。

え?おっちゃん。

そりゃ、検査したほうがええよ。


「どんなに息張っても

       一本糞が出んようになった。」


       いっぽんぐそ!?


最初から最後まで途切れることなく

するりと一本。

お尻からブリブリと出る大便の事を指すようだ(富永のおっちゃん曰く)


私が多少白けた目で見てたら

富永のおっちゃん。

「アライちゃん、大便は大問題やぞ。

 朝から気分よくウンコ💩が出る。

       働く活力にかかわる」


幸先のよいスタートを切るには、うんち始まりがベストなんか。

 長老様(おん年94歳、お名前は川中さん)も、下ネタに加わってきて言うには

「おしっこが近くて、眠れない。」

そうな。


夜間頻尿。夜、トイレ行く回数が多くて、熟眠感が得られない。だから、昼寝してしまうと嘆いていた。


 私も看護師やから、トイレの介助もするんだけどさ。さっき車椅子でトイレ連れていったばっかりやないかーい、また行くの!って言いたくなる事あってさ。


生理的欲求やから詮無いと我慢するが、

「いい加減おしっこの栓閉めろぉ。」

と怒鳴りたくもなるんよ。


「ダラダラと締まりなく続くのが、役員会議とじじいのションベン。」

富永のおっちゃん。じじいだけやなくバアさんのションベンも長かったりすんの。


 うちのオカンなんて、夏でもパンツの上にズロース、腹巻き、ズボン。筍か玉ねぎかってぐらい、重ねばきしてるから、下着下ろすにも時間がかかるかかる。


私もおしっこしたいから

「早く早くぅ。」

ってなんのよ。自宅でのトイレ問題笑えん。


「はい、お待ちどおさま。」

おタケさんが、焼き鳥(ねぎま、砂肝)出してくれた。そういや、鳥ってウンチとオシッコ一緒にするみたいね。

これこそ、大(便)は小(便)を兼ねる、か。


「あんまり、お母さんのこと急かしちゃだめよ、アライちゃん。」

「何で?」

「出るもの出ないほうが困るでしょ。」


 お客さんの話。駅員さんしとるらしくて、電車が時刻表通りに運行しているかに終始心を配っている。トイレも我慢する癖がついて、気づけば1ヶ月便秘‼️流石にヤバいと思い、下剤飲み出したらしい。


一月もウンチためこんで、腹パンクせんかったのが不思議。

消化と吸収のバランス悪すぎとるよ。


「口で食べて飲み込んだものが、尻から出る。

口から出た反吐も嫌われるし、尻から出る糞も嫌われるし。」

富永のおっちゃん、ため息つかんでもええんだ。


「糞の未来は暗い。」


何言うとんだか。

みんなして、下ネタ話好きやなぁ。


 

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