第13話 飾らない差し入れ

第34作 『男はつらいよ 寅次郎真実一路』

マドンナ 大原麗子

ゲスト 米倉斉加年


大手証券会社課長の富永(米倉)は、脳天気な寅次郎の自由さに憧れる。お礼に行った寅次郎は、会議中のエリートに、バナナの差し入れ。


エリート呼ばれた富永の生活牛久沼近く(つくば市森の里)の自宅。

清楚で美しい妻の存在。朝早く家を出て夜遅く帰り、家族との接点のあまりない、ほとんど仕事ばかりの生活。過労による現実逃避で、出勤途中に失踪。


寅さんの生活は、とらやの団欒を味わいながら、家族で一緒に過ごす。

旅に出れば、仲間とわいわい。但し、お金はない。


寅さん、ありがとう

会議室で、バナナを配った時、皆食べないとおもったら、うまいと言いながら食べていました。人間、エリートも、ではないのも、うまいものはうまい。幸せって何だろう? 自分で決めればいい。そう言いたかったのではないかと思います。また、教わりました。自分の信じた道を突き進みます。

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