まずは、世界を見つけますが、よろしいですね?

エリー.ファー

まずは、世界を見つけますが、よろしいですね?

 君が何者でも、僕は知らない。

 完全になる夏が来る。

 きっと、秋には人が死ぬ。

 夢に、爪。

 灯しても世界。

 哀れではないが、悲劇ではない。

 情報戦が積もり積もって朝になる。

 夢を見せてくれ。

 風は私になるだろう。


「少しだけ、長い夢を見たんだ。朝になったら消えてしまう悪夢だった」

「また、夢を見る。君と僕の間で生まれて消えた子どものような夢を見る」

「自意識が夢を作る。朝日が私を愛してくれる。そのうち、夢を見る」

「ずっと、愛してくれ。夢を見る。夢を見て、完全になって、夢を見る」


 あいつ、この野郎。

 ぶっ殺してやる。

 無視しやがって、この野郎。

 死ね、クソカス。

 偉そうしやがって、仕事の仕方をもう少し考えろって、話しだろうがよ。

 いいか、仕事しろよ、てめぇ、この野郎。

 ぶち殺してやるからな。

 クソが。

 このクソ野郎が。

 ぶち殺してやるために、俺が生きてるってことを思い知らせてやるよ。

 分かったか、この野郎。

 でも、助けて下さい。

 頼りにしてる所がないわけではないんです。

 でも。

 殺したいです。

 そう、ぶっ殺す。

 あぁ、お前じゃなくて。

 お前の家族、殺すか。

 子どもと妻、狙うか。

 よし、ぶっ殺そう。

 よし、ぶち殺そう。

 あっ、そーれ、ぶち殺し祭りでわっしょい、わっしょい。

 ぶっ殺し。

 ぶっ殺し。

 ぶっ殺し祭りでわっしょい、しょーい。

 お前の子どもの皮膚を引きはがして、硫酸に漬けてやるよ。

 死んじまえ、クソカス。

 ぶっ殺すぞ、クソカス。

 死んじまえ、ボケが。

 このボケカス、死ねカス。

 クソども、死ねや。

 ボケが。

 死ねっ。

 死ねっ。

 死ねっ。

 死ねっ。


「見立て殺人ってなんですか」

「完全になりたいんですけど、いいですよね」

「お米で勝つ」

「お芋で勝つ」


「何がバカか御存知ですか」

「大丈夫ですよって、言ったけど大丈夫じゃなかったんです。でも、大丈夫なようにしましたので、絶対に大丈夫です。ご安心下さい。これは、大丈夫なんです。だって、大丈夫なやつなんで、はい、大丈夫です。だって、僕は大丈夫な人材で大丈夫なわけで、絶対大丈夫だから、大丈夫です。はい、大丈夫なことは間違いないので、確実に大丈夫なやつで。ですので、皆さん、落ち着いて下さい、これは大丈夫なやつなんです。だって、僕ですよ、大丈夫代表の僕が、大丈夫って言ってるんだから、大丈夫に決まってるじゃないですか。ねぇ、大丈夫なんですよ。確実に大丈夫なわけだから、それでいいじゃないですか。大丈夫、大丈夫、大丈夫なんですよ。大丈夫であるためには、大丈夫でいなければならないんですよ。いいですか、大丈夫ってことは、絶対に大丈夫ってことだから、絶対絶対大丈夫の、確実大丈夫なんです。分かりますよね、これが、大丈夫ってことなんです。まるで、最高の大丈夫人生が、ここにあるんです。そう、これが、大丈夫わっしょい、わっしょい大丈夫大丈夫、わっしょいわっしょいなんですって。分かるでしょ、ねぇ、分かりますよね。本気の大丈夫だから、これは、絶対確実大正義わっしょいなんですよ。ほらぁっ、わっしょいぃっ」


「落ち着け、落ち着けって。これは、絶対に落ち着かなきゃいけないやつなんだ」

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