ありがとにゃ〜っ！

それじゃあ、ついに感動の山場にゃ！

ヨセフにゃんの「こころのしっぽ」が揺れに揺れるにゃ！

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にゃん世記 第23章「ベニヤミンにゃんのしっぽに試練！？兄弟の絆が試されるときにゃ！」

ヨセフにゃんは、エジプトにやってきた兄にゃんたちを見て、

涙がこぼれそうになったにゃ。

でもまだ、ほんとうのことは言わないにゃ。

なぜなら、兄たちの心が変わったのか、確かめたかったからにゃ！

ヨセフにゃんはしっぽでこっそり命令したにゃ：

「ベニヤミンにゃんの袋の中に、金のにゃんカップを入れるにゃ……」

そのあと、みんなが出発したところを追いかけて、

「にゃにゃ！？誰かが大事なカップを盗んだにゃー！！」とにゃん騒ぎに！

そして調べたら――

なんと、ベニヤミンにゃんの袋からカップが出てきたにゃー！！？（仕込みだけどにゃ）

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「これは重大にゃん事件にゃ。

ベニヤミンにゃんはこの国にとどまってもらうにゃ」

ヨセフにゃんの冷たい言葉に、

兄にゃんたちは顔面まっしろにゃ……しっぽもしょんぼりにゃ……

とくに、ユダにゃんが前に出たにゃ。

「お願いにゃ！ベニヤミンにゃんは、父ヤコブにゃんの最後の希望にゃ！

あの子を失ったら、父にゃんの心は壊れてしまうにゃ……

どうか代わりに、ぼくが残るにゃ！」

その言葉を聞いた瞬間、

ヨセフにゃんの目からぽろぽろと涙がにじみ出たにゃ……

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「……もう、いいにゃ。わたしの正体を明かすにゃ！！」

ヨセフにゃん：「ぼくは――あなたたちの弟、ヨセフにゃんにゃ！！」

「にゃにゃにゃ！？」

兄たちはびっくりしてお耳がピンッ！

「……にゃ、にゃんで！？　でも、売られたはずにゃ……！」

ヨセフにゃんは、ゆっくりと兄たちに近づいて、こう言ったにゃ：

「心配しないでにゃ。ぼくは恨んでないにゃ。

あれはすべて、神にゃんのご計画だったにゃ。

飢饉を救うため、ぼくは先に送られただけにゃ！」

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兄たちの目からも、涙があふれたにゃ。

そしてしっぽをからませ合って、大きなにゃんこのハグ団子ができたにゃ〜！

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次回は！

✨「ヤコブにゃんの涙の再会！エジプトにゃん大移住大作戦にゃ！」✨

家族はついに再会へ――

そして、にゃんこたちの旅は新たな段階に入っていくにゃ！

続けてもいいかにゃ？