転生トラップ作成マジシャン

東西無駄無駄

第0話 説明

私は元の世界では主に印刷業をしている小さな会社の取締役をさせてもらってたんだよね。結構成功して楽しかったよ。

今?転生してダンジョンのトラップを作ってるよ。



キマイラ「おいマジシャン。切断トラバサミ作成は順調か?」


マジシャン「あマイマイさん。本体は完成して刃は8枚付け終わったんであと20分ってとこですね。あと在庫のバネが少ないんで追加発注お願いします」


キマイラ「ちゃんと主任って呼べ。バネの在庫追加だな?伝えておく」


マジシャン「ういー。あ、スライムちゃんそこの魔力スパナとって」


スライム「あーい。…てもうそんな進んだんですか?相変わらず早いっすねぇ」


マジシャン「自慢じゃないがスピードだけはあるんだよな」


ヴァンパイア「スピードだけだからいつも再提出喰らってますよね」


スライム「本当に自慢じゃないんすね」


えーっと、さっき来たスーツ着た二足歩行キマイラが対勇者一行トラップ作成担当主任のキマイラ323さん。

種族名+番号っていう捻りもへったくれもない名前してるね。

私の転生トラップ作成マジシャンを見習って欲しいよ。

まぁ異世界の魔物はみんなそうなんだけどね。

ここの工房の上にある南海岸支部第18ダンジョンの対勇者一行最終ボスも担当してるすごい人だよ。


魔力スパナとってくれたのが後輩のスライム9999ちゃん。

こないだあと3分遅かったらちょうど1万匹目だったって嘆いてたよ。

スライム種の中でもずば抜けて戦闘力が低くてここに送られてきちゃったらしい。

もちろん作業も遅くて失敗も多いけど可愛いからOKだよね!


しれっと私の再提出を暴露したのがヴァンパイア459ちゃん。

クール系の長髪高身長ちゃんでスーツが似合ってるよ。

私より作業もよくできるから面目が立たないよね。

まぁ私も可愛いからOK!


そして私!

転生トラップ作成マジシャンだよ!

ここの現場監督をさせてもらってる人間だよ!


この異世界では「転生」っていうものが周知されていて、転生してきた人間はだいたい魔王軍で働いてるよ!

たまに正義感が強くて魔物さんと戦おうとしちゃう子もいるみたいだけどね。

私の部署はたまたま私以外はみんま魔物さんだけど他の部署では人間同士で働いてるところもあるみたいだよ。


他にもハーピー1991ちゃんとか本部のデュラハンさんとかもたまに来るよ。

そういうのは都度教えてあげるね!

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