第3話

の闇の奥へ奥へと進めども文無鳥あやなしどりの声のみぞ聞く


ちょっと、内省的、もしくは空虚さなどを感じさせる歌でしょうか。

ちなみに、「文無鳥」はホトトギスの別名です。血を吐くまで鳴き続けるなどの伝承があり、そこから転じて「黄泉の国へ導く鳥」という比喩も。

まあ、あまり人の心にズカズカと踏み入ろうとしても、却って答えは得られない。そんな思いを託してみました。

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