コメント
今回の三題噺は「食事」「日記」「お前だって論法」でした。
「食事」はこだわりをもたなければ簡単、「日記」はある程度絞られる、「お前だって論法」はワンシーンを入れる必要があるな、といった感じでした。
<一人ブレスト内容>
―――――――――――――――
【食事】
場面
家/一家団欒/一人/仕事中/友達/デート/ランチ/ディナー/打ち上げ/飲み会
感情
楽しい/おいしい/まずい/憂鬱
―――――――――――――――
―――――――――――――――
【日記】
交換日記(小学生)/備忘録としての日記/絵日記(小学生)/ホラゲのつづられた日記/学級日誌(先生)/振り返る
―――――――――――――――
―――――――――――――――
【お前だって論法】
他の論法(滑り坂の論法,藁人形論法)
口論/ディベート大会/お前だって論パー/誤謬/腹立つ/論破
―――――――――――――――
今回「お前だって論法」をお題として出したのは私だった手前、これを軸に考えていった方が良いなと思って、当初は「お前だって論法」を軸にしてました。
上記の軸であれば、主人公が友人と口論することが多く、その度に毎回何らかの論法を使われて負けてしまうので、どうやって論破すれば良いかを師匠に聞く、みたいな場面を思い浮かべてました。その場合の「食事」「日記」は友人との口論間で出てくるキーワードとして出すイメージです。
ですが、話の組立が上手くいかなかったので、「日記」を軸としてお話にシフトチェンジしました。
今回のお話は拙作「鏡に映ったわたし(https://kakuyomu.jp/my/works/16818093093732785129/episodes/16818093093733215521)」と若干似ている構図で、もう一人の自分と対話して物語が進む構成です(実はこれ以外にも似たようなものがもう一作品あります)。
「食事」は軽く消化して真由美ちゃんとの思い出で使用し、「お前だって論法」は僕と俺の対話の中で「お前だって告ってないじゃん!(だから俺はする必要はない)」みたいな使い方をしました。
「お前だって論法」は、誤謬の意味をしっかり打ち出して、「一見正しそうだが実は誤りであることを指摘する」というところまで書ききりたかった感はありました。実力不足です。もしかしたら今後の作品で盛り込むかもしれません。
本作品に関するコメントですが、今回は短編だったのでコンパクトにしましたが、やりようによっては「僕視点」と「俺視点」の二部構成はできたかもしれません。その場合はもう少し僕と俺の違いを明確にしたうえで物語の組立を考えなきゃいけないので、若干大変にはなりますが。
ユニークポイントとしては、自分と並行世界の自分のコミュニケーションといったところでしょうか、他の作品でありそうな予感。
以上、自作に対するコメントでした。
【短編】僕と俺の交換日記 お茶の間ぽんこ @gatan
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます