気まぐれもんてぃー 救済制度申請☆
ぽてぃお
第1話 救済制度とかいうものがありまして。
昨年父が亡くなった。死亡診断書には【肺炎】て記載されてけど、長らく肺気腫と共存してた。
医者からは肺の写真に【肺がん】とは断定しやんけど限りなく【肺がん】のようなものが映ってると言われてた。
父が入院してた病院よりも、もっと大きい病院で組織取って検査したらちゃんとわかったんやろけど…父の体力が持たんくてその選択は断念した。
もっと早くに【石綿被害救済制度】に思い至ってれば…父の体力あるうちに組織取って検査してもらえたかもしれん。
自分達の行動が遅すぎたのが今でも悔やまれる。
父は個人で塗装業を営んでいた。
若い頃からずっと塗装業やってたから、それこそアスベストとは何度も遭遇してたらしい。
アスベスト関連の勉強もしてたみたいでテキストみたいなんも家に置いてた。
酒もタバコもやってたから肺がズタボロなんはしゃあないとは思ってたけど、アスベスト野郎も確実に一枚噛んでる。家の家族はみんなそう思ってた。
関係あるんかないんかわからんけどコロナワクチン打ってから肺の症状一気に悪化したな。そういえば。
脱線してもたけど、兎に角、父の肺はアスベストの被害を受けてるはず。
TVのCMでよく流れてる【石綿被害救済制度】申請してみよう!と決意した。
肺が悪いから満足に動けやんくて仕事もできやん。でも生活せなあかん。で、借金まみれですよ…。
だからこそダメ元で申請してみよう!となったわけで。
そうして闘いは始まったのである。
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