ひな祭り、子どもの日に続いて七夕です!!そして、その中でも最高クラスの密度!!
これまでにあったゾンビパニックとホラー要素。加えて嚙み合わないであろう日本文化。しかも、今回は新たな要素も追加されています。それらが違和感なく噛み合い、1つの作品として完成されているのは流石としか言いようがありません!!
ネタバレは出来ませんが、中盤の展開と終盤の展開は緊張感、ハラハラも強かったです!!本当に今回はどうなると思う展開が目白押しです!!
絶望が蔓延する世界でも諦めずに生きる人々の姿を実際に目にしてほしいところです!!
年末やクリスマスのシリーズがあるのなら読んでみたいです!!
「〇〇・オブ・ザ・デッド!」シリーズは現在3部作で、これは最新話なのですが本当に面白かったです!
一部は3話という短い話できっちりまとめられており、二部は少し長めになりましたが、その分展開や内容が濃く読み応えがありました。
そしてこの3部では! ものすっごい内容の深みと、それをスルスル読むことができる作者様の文章力の高さが味わえます!
ゾンビものとして興奮するような展開の数々!
私もゾンビ物を書いたことがある身としては、なんでこれを書く前に発見できなかったのか…。
そう思ってしまうほど参考にしたいと思える作品でした!!!!
終末世界のゾンビパニック、「〇〇・オブ・ザ・デッド!」シリーズの最新作
前作までに引き続き、迫力ある映画を見たとの満足感が高いこちらの作品。
どんどんパワーアップしており、切り出すシーンひとつひとつが印象深いです
セリフ、伏線が絶妙に聞いており、現実にはない世界ながらもイメージが容易に浮かぶ描写は見事としかいいようがありません!
登場人物も強烈で、少し出ただけでも愛着がわいていく魅力。
衝撃の出会いや切ない別れ、再会など心揺さぶられる展開が満載です。
田中三尉が推しだったつもりですが、あのキャラもあのキャラもと次々心を持っていかれます。
ぜひ、シリーズ丸ごとご一読ください!!
ファラドゥンガさんの人気シリーズ、「〇〇の日デッド」の3作目、タナバタ編です。その前は、ひな祭り、そのあとは子供の日でしたので、ぞろ目ごとにお話が展開される趣向となっております。
今回は、タナバタどころか、完結がお盆になってしまいましたw
いや、しかし、その分、大作でした。10万字は余裕で超えてるかと思ったら5万字だったんですね。内容が濃くて、読み進めるのにパワーが要ったので、そう感じるのかも知れません。
ホラーにアクションに家族愛、それにオリジナルとクローンの友情も加わって、最後は大団円。読み応えのあるエンタメ小説だと思います。
次のぞろ目は11月11日ですが、祝日じゃないから、さすがに続編はなさそうですね。ですが、本作で終わりでもフィナーレに相応しい充実ぶりだったと思います。
アクションやホラー好きの方にはぴったりの本編。
是非どうぞ!
タイトルの「タナバタ・オブ・ザ・デッド!」は、
三月三日のヒナマツリから、五月五日のコドモノヒ、七月七日のタナバタといったお祭りの日を中心に、文明の崩壊した世界を描いた物語です。
こちらはその中で、第三弾となります。
崩壊した世界で必死に生き残ろうとする人々を壮大に、強くたくましくしぶとく描かれています。
ヒナマツリから始まった物語は、タナバタまでと続き、手に汗握る展開に、ユニークさを忘れず、楽しく謎めいてもいます。
そして、底辺で生きる人々とは別に、この世界を牛耳ろうとする人々も存在します。
アンデッドウイルスまでばらまかれ、敵対する彼らと、どうやって戦うのか。
子どもたちのために、生き残るために立ち上がる人々をぜひ、見届けてください。
お薦めいたします。
一つの家族を通して描かれる、アンデッド蔓延る変転した世界で生き抜く人類の暮らし。
それは、揺らぐ死の定義が、別れの絶望を曖昧に溶かす、引き延ばされた終末。
渦巻く悪意に翻弄され、にじり寄る過去の亡霊が迫る死の取引。
決断は常に一瞬で、運命は後悔に嘆く停滞の時を待たない。
「それでも、わしが、私が、みんなを守る!」
そして、大切な家族を守るため、一家は闘い続ける――。
『星に願いを』
一年にたった一度だけ訪れる、祈りが生んだ出会いの日。あなたには会いたい人がいますか――?
※著者がファラドゥンガ氏なので、本レビューは正確性を約束などできません。たぶん結末でびっくりするんでしょうが、それが仕様です。