私は露出狂
風馬
第1話
私は露出狂。
しかも、ただの露出じゃない。
見せつけて、感じて、群がられて、孕んで、ぶちまける——それが私の生き様。
朝、太陽が出ると同時に、公園のベンチの傍で、一糸纏わぬ姿で、両脚を広げる。
「さあ……見て……私の中まで……そして奥まで……」
通りを歩く男たちの視線が刺さる。
視線の先のところが疼き、じっとりと濡れてくる。
ミツオはいつも、無言で私の秘所に顔を埋め、激しく舐める。
「おまえ、今日、出すぎ……」
「うふ、あなたの髭に絡まるの、好き……」
タロウはもっと繊細で、舌をねっとりと、私の秘所の奥まで滑り込ませてくる。
「ここ? それとも……ここが感じる?」
やめて……そんなに優しくしないで……全部流れちゃう……
私の中ではすでに、無数の愛が渦巻き、膨れ上がっていた。
「もぅ、誰のかわかんない……でも、それがいいの……」
私は見られることで、生きてる。
舐められ、吸われ、触られ、乱れながら——私は孕む。
たくさんの、無名の恋人たちの子を。
そして、限界を迎えたある日。
私は全裸で、真っ白な身体を晒し、天を仰ぐ。
「もう、止まらない……飛ばすわ……!」
風が吹いた。
一斉に、私の中から何百もの子種が吹き出すように、空へと舞い上がっていく。
それは快楽にも似ていた。いや、たぶん快楽だった。
* * *
「ママー、タンポポの綿毛いっぱい飛んでる〜」
「春ねえ……命があふれてるってことよ」
誰も知らない。
この変態的な、露出狂のタンポポが、愛と快楽の果てに“種”を撒き散らしていたなんて——。
私は露出狂。
でも、あの春の日々は、忘れない。
この小説の一部は、ChatGPTにより作成されています。
私は露出狂 風馬 @pervect0731
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