2025年5月28日の日記

夢美瑠瑠

第1話


  アリストテレスは、「万学の祖」と呼ばれて、「歴史一の賢者」とも目されている。らしい。

 直接に、少し読んだのは「演劇論」。 ”悲劇のカタルシス”という論述で有名。 悲劇を観て、泣くのが精神衛生にいいというハナシ。 あらゆることについて一家言があったらしいが、”エーテル”というのは聞いたことあります。 まだ、空気がどういうものかも不明だったわけである。 窒素、酸素とかが発見されたのはずっと近代だと思います。 で、時間や空間は不変不滅。これを”定常宇宙理論”と、確か言った…まあ、こういうのは雑学やが、アリちゃんは、”元素”については、世界を構成する基本要素を四元素、地火風水、と考えた。

 で、どういう巡りあわせでか? この四元素は占星術に応用されている…つまり、星座を四つに分類して、「火の星座」がAres ,Leo,Sagitarius , 「風」が、Aquerius ,Gemini,Libra 「地」が、Capricoon ,Taurus ,Wirgo 「水」が、Pisces,Canser,Scorpio

… …


綴りは間違いあるやしれんが、で、この構図というか日付ごとの星座の属性を、この地火風水で、あ、「今日は「風」の日」とかつい思ってしまう癖があります。 今日はふたご座になったばかりで、「風」。


 よっぽど占星術に詳しいかというとそんなことではなくて、癖になっているだけ。 風と水は相性悪い。 火と土も悪い。

 水同士は相性がいい…うお座とかに座、とか? 一年中の、どういう日付見ても、いつもこういう固定観念で判断する癖になっているのです。

 大谷翔平さんとかシルベスタスタローンとは相性がいいし、トランプ大統領とはよくない、…


 で、なんとなくですが、そういう通俗な占いの発想が、案外当たっている気もする。 知り合いの誰彼を見ても、うお座の人はだいたい性格が優しいし、みずがめ座とはどうも馬が合わない気がする。


 アリストテレス発祥の、こういう四元素説は、まあ今はもちろん荒唐無稽なんやが、経験則みたいになんとなく当たっているのかな? 単なる錯覚? と、これは判断しかねていますが、剣と魔法のファンタジーみたいにロマンチックな発想ではある気もします。 

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