第55話ミイラ復活
バッターンッ。
「うおっ!まっ眩しい!うわあああああ!」
苛立っていた長官は、中へ入ってきて、オーラを無防備に当たってしまった。
「長官!」
「鈴木警部補!目が!目がーーー!」
長官は目を駄目にしてしまった。
すると、コンピュータの方から。
『我は目を手に入れた。我が分身、ミイラの復活を成し遂げよう。』
そして、間もなく赤いオーラはピンク色のオーラに押し潰されるように消えた。
『ビントアナト、、、。すまぬ。ツタンカーメンに目を与えてしまった。』
「ラムセス2世、、、。マラリア感染症は?」
『大丈夫であろう。』
◇
「西田先生!投薬治療は!?」
「それがマラリア感染症だがマラリア感染症みたくなんで効かないんだ!」
「西田先生!患者さんの熱が下がっております!」
「何!?どういうことだ、、、。」
◇
長官は盲目になってしまった。
「横山先生、長官を病院に連れて行きます。」
「分かった。鈴木警部補。」
「長官、肩に掴まって。」
「すまない。私が悪かった。学者になりたかった私は彼に嫉妬して。」
「えっ?」
「何でもない。佐々木君は死刑確定になった。それに比べたら、盲目なんて大したことはない。」
「そうですか、、、。」
鈴木警部補は何とも言えない感情になった。
良美はうろたえていた。長官の目がないのである。だが長官に失礼だと思い、平常心を装っていた。
そんな良美を見て、横山は。
「良美さんは女性じゃ。仕方がない。」
「だっ大丈夫です。」
(いけないわ。顔に出てしまったのね。平常心、平常心。)
鈴木警部補達は横山に挨拶をし、車に乗った。
そして、鈴木警部補は長官を防衛大学付属病院へと連れて行き、そこで長官と別れた。
ラムセス2世が覆い被さった黒い箱のゲームは力を失ったので、もはや防衛庁で管理する必要がなくなった。鈴木警部補と良美は家に持ち帰ることにした。これにはラムセス2世が宿っている。側に置いておいた方が良いと思って。良美は古文書と同時に終うことにした。オーラが一緒だからである。
勝馬から電話が入る。
鈴木警部補は今日起きたことを説明した。
勝馬からも西田先生が患者が落ち着いたと言っていたことを鈴木警部補に話した。
『そういうことだったのか。』
「ああ。」
『ゆっくり休め。』
「サンキュー。」
「勝馬さん、何て?」
「患者が落ち着いたって。」
「良かったあ。」
良美は安堵した。
数日後ー。
「今日の朝食は俺が作るよ。」
「ありがとう。鈴木警部補、ニュース見るよね?」
「うん。」
パチッ。
「速報です。エジプトから中継です。何者かが王家の谷からツタンカーメンのミイラを盗んだようであります。エジプト内部の組織か国際的な組織か分かりかねますが、由々しき事態となっております、、、。」
「鈴木警部補、これってひょっとしてミイラが復活したんじゃ。」
「あり得るな。」
「私、怖い。」
「俺がついてる。」
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