第50話沢研究所
鈴木警部補はスマホをチェックする。
「良美!置き配完了だ!」
「えっ?」
「エジプト物語というゲームをネットで、注文したんだ。」
鈴木警部補は玄関のドアを開ける。
そこには、置き配の品物があった。
品物を中へ入れ、中身を見る。
そのゲームはパッケージにツタンカーメンの黄金のマスクが描かれていた。タイトル、エジプト物語。
「これがあのゲーム、、、。」
「そうみたいだな。良美。」
「これをやると高熱にうなされて、死に至るのね。」
「西田先生という医師が言ってた。マラリア感染症に感染してないのに、マラリア感染症みたく亡くなって行くと。」
「マラリア感染症?」
「ツタンカーメンの死因の可能性があるんだ。」
「きっとツタンカーメンのせいね。」
「だな。」
「、、、。お義母さん、元気だった?」
「意識は取り戻してないけど、顔色は良かったよ。良い夢でも見てるんじゃないかな。」
「私、ツタンカーメン必ず葬ってみせるわ。そしたらお義母さんも目覚める。」
「一緒に頑張ろう。良美。」
「うん。」
鈴木警部補は勢いよく。
「行くぞ!良美!沢研究所に!」
「あのゲーム調べるのね!分かったわ!」
鈴木警部補は良美を助手席に乗せ、車を沢研究所へと走らせた。
沢研究所ー。
「横山先生。」
「おお。鈴木警部補。今度はどうしたんだい?んっ!?」
彼は驚いていた。死んだはずの早川良美が生きてそこにいる。
鈴木警部補は横山先生には真実を述べた。彼は学者魂に目覚めたが、良美に失礼だと思い、深く言及はしなかった。良美は感謝する。
「横山先生、私を受け入れて下さってありがとうございます。」
「なんの。わしは低学者じゃないんでね。君を実験研究にはしないよ。」
「ありがとうございます。」
良美は深々と礼をした。
鈴木警部補は話を切り出す。
「横山先生、このエジプト物語というゲーム、起動させずに調べることは出来ますか?」
「出来るが起動させるとどうなるんだい?」
「死にます。」
「また厄介な物が出来たもんじゃい。」
「先生、お願いします。」
「了承した。ちょっと待ってておくれ。」
「ありがとうございます。」
良美が。
「気をつけて下さい。」
「大丈夫じゃ。」
鈴木警部補と良美は待つことにした。
「ツタンカーメンが横山先生に被害をもたらさなきゃいいけど。鈴木警部補。」
「ラムセス2世に祈ろう。良美。」
2人はラムセス2世に横山先生を守って頂けるようお祈りを捧げた。
風が窓も開いてないのに吹く。祈りがラムセス2世に通じたかのようだ。
彼はとても素晴らしい紳士的な学者だ。普通なら良美はかっこうの餌食となるところだったろう。
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