第28話殺人事件

次の日ー。

「良美、兄たん仕事行ってくるね。」

「はーい!」



「拓哉!殺人事件だ!」

「マジッ!?勝馬!」

「どうやら、教授が殺されたらしい。」

「どんな教授?」

「それが、古代エジプト文明を研究している人だったらしい。」

「またエジプトがらみ?」

「えっ?」

「何でもない。」

鈴木警部補は、また嫌な感じに襲われていた。

「とにかく、現場行こうぜ。拓哉。」

「ああ。」

鈴木警部補達はパトカーを走らせ、殺人現場の新宿にたどり着いた。

目撃者によると、白昼堂々と銃で殺されたらしい。

「ヤクザか警官による仕業か?拓哉。」

「のようだな。勝馬。」

「我が署じゃなければ良いが。」

「ああ。」

「額を1回で貫通させてる。相当腕前が良いな。」

「警官のような気がする。」

「マジッ!?じゃあ登録されてる銃を調べれば、直ぐ犯人分かんじゃねー?」

「だな。署に戻ろう。」

鈴木警部補達は現場を後にした。



「直ぐさま、登録されてる銃を調べようぜ。拓哉。」

「そうだな。」


勝馬と拓哉は、パソコンを起動し、だれの銃かを調べる。


「勝馬。新宿の署の秋山あきやまって言う警官だ。」

「拓哉。直ぐ署長に知らせよう!」

「おうっ!」



新宿、署ー。


「署長!信じて下さい!僕は殺していません!銃は盗まれただけなんです!」

「例え、盗まれただけでも大問題だ!それにわしは、君の銃のお手前を知っている!それに殺人現場はこの新宿だ!お前がやっていないという証拠でもあるのか!?」

「うっ。」

「君を殺人容疑で逮捕する!」

「僕はやっていません!信じて下さい!」

「君にはがっかりだ。市民を守るべき警官がなんたることを!世間にどう申し分していいか分からぬ!」

「僕はやっていません、、、。」


秋山警官は訴えを退けられ、容疑を着せられ、連行された。



「ただいまー。」

「兄たん!」

「調子はどう?良美。」

「兄たんがいなくて、ちょっとさみしかった。」

「ハハッ。」


「警官が人殺しなんて、いやあねー。テレビ見てたら速報が流れて。拓哉、現場に居たの?」

「ああ。」

「お疲れ様。」

「うん。」


「バカだな。」

「良美?」

「良美ちゃん?」

「えっ?私なんか言った?」

「なんも言ってないよ。良美。」

「そうよ。そうよ。良美ちゃん。」

鈴木警部補は良美を強く抱きしめた。

「どうしたの?痛いよ。兄たん。」

「ゴメン。ゴメン。何でもないよ。」

「変なの。」


鈴木警部補は良美をこれ以上に守ってやらないといけないと、強く決心した。


「母さん、良美におかしなことがあったら、直ぐ電話して!仕事中でも構わないから。」

「分かったわ。」


「今日は、兄たんがご飯、作ってあげる。」

「やったー!」

「母さんも嬉しいわ。」








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