第4話 中学3年(15~16歳頃)

深層心理の睡眠障害により集中力が著しく低下。

物覚えが悪くなり受験に支障をきたすレベルになる。どうやって高校に進学できたのかが人生最大の謎。


俺は私は馬鹿だった。物覚えが悪く集中力がなく、授業中も居眠りしない事に必死だった。美術の成績で『1』をもらったこともある。5段階中の一番下だ。


特技といえば早起きが得意だったが、寝ていないから早く起きれる。

睡眠感は他者と共有できない感覚だ。これが人間としての『普通』なのだろう。他人に言う必要はない。


「なにかおかしい」


そう言っても不思議な顔をされるだけだ。「何がおかしいの?」と。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る