第2話 謝罪の手紙

沢山の失態を犯したものだから、

紙のお手紙を沢山書かないといけない。


友達にもきれいだと字を褒められた。

しかし私の字って偉そうで謝罪をしている風には見えない。


今年はたくさんの関係者に謝罪をしなければならない。

心を込めたたくさんの申し訳ない気持ちを込めて。

想いよ、届け。

沢山届け。

一杯に気持ちを込めた私の文字よ、友人たちに届いてほしい。


大切な大切な縁なのに。

切れてしまった大切な友達。


大切にしていたかった、大切な人たち。

傷つけてしまって申し訳ない。


沢山の媒体で謝罪をしよう。

申し訳なかった。

すみませんでした。

もう邪魔はしないから。


応援だけしているから。

だから。

私のことを切らないで。

嫌いにならないで。


不快な思いをしないで。

気持ちよく私に関わってほしい。

精いっぱい書くから。


私のこと、見て?

読んで?

私が表現するのは文字だけだから。

嫌いにならないで。

お願いだ。



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