0.5話 オープニング...?

???side



君を一目見た。

君と目が合ったんだ。

暖かい春の光に包まれた君は

何よりも美しい。


咲いて、舞って、落ちて。

そんな桜の花弁を必死に追いかける君。

そんな君が愛おしい。


太陽よりも輝いて見える君の笑顔。

1つにまとめられた髪が風になびいている。

これからの楽しい未来を見ている瞳。




あぁ...


何故だろうか...?


君が欲しくてたまらないんだ...。


きっと俺は欲張りだ。

だけど君だけは違う、逃がしたくない。

欲しいものなんて何でも手に入った。

だけど、君は違った。


.......あぁ..君は「兎唯 莉亜」って言うんだね。

俺が..いや......。



『海島 鮫館』として……。








鮫『絶対に迎えに行くからな...!』

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

怖いくらいが丁度いい。そうじゃぁないか? 一休み @rakkagakusei

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ