パレット
日に夜
🎨
青がはしる
掠れて 折れて
それから赤が
点、点とはじけて
落ちたのか、汚れたのか
混じり合って
わからないまま過ぎ去って
振り返ると
一枚の絵画のようなこの感情を
俯瞰している
足りない色がありすぎて
わたしは落胆しながら
沢山塗りつけて
濃淡を凝らしていると
手元に新しい色が見つかった
そんなことを
わたしはずっと
繰り返していたんだね。
パレット 日に夜 @hiniyoru
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます