ある高校生の手記

兄貴は正義感の強い人だった。俺がいじめられた時も助けに来てくれたし。逆に悪いことをするとめちゃくちゃ怒られた。正義感溢れる自慢の兄貴は内務省の警備部に入った。「少しでも多くの人を守りたい。」と言っていた。兄貴にも仲のいい同僚ができ、その人たちとよく遊びに行っていた。俺もよく連れて行かれ自慢の弟だ!なんてみんなの前でアニキは言ってたな…


「じゃあ行ってくる!」


「行ってらっしゃい!頑張ってな!!」


「あぁ!お前も高校頑張れよ?もうすぐ進路決めないと行けないんだからな!」




━━━━━━━━━━━━━━━それが、最後に交わした言葉だった。

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内務省-警備部記録 ヒコーキ @Notplane

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