とある自警団員の手記
…………昔、テレビでドキュメンタリー番組を見た、内容は過激なギャングの抗争、対立そして制裁に怯える市民とそれに抵抗する自警団の話だ。終盤まで自警団にフォーカスして視聴者を自警団側の立場にさせるのだが、番組終了間際、ある住民に取材者が質問をした。"ギャングは大人しくなりましたか?"と。するとその市民は答えた、"どっちのギャング?"と。所詮武器を持つ物は持たない物からしてみれば同じ様な物なのだと。
俺はそうならない、いや、オレたちはそうならない。俺たちがこの街を守るんだ。国は何もしてくれやしないんだ、だから俺たちの手でみんなを守っていくしかないんだ。これはみんなの為を思ってやっていることなんだ。オレたちはテレビに出てた自警団とは違う。地域そして住民の為に戦うんだ…。
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