END

星るるめ

無音静宙

だって生きるのってさ、


そう吐いた後の沈黙は


無数の意味を抱き込んだ静寂


音や形にはなれなくとも


静かに確かににじみ出て


宙を漂い一瞬で消えた感情が


本当はどういう色をしていて


どんな祈りや叫びを含んでいたのか


今その脳内を駆け巡り探して


どうにか見つけ出せたならなあ

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