日常夢
虚
黒毛玉
仕事帰り、裏通りを通ると毎日のように黒猫が居る。魔女の使い魔、吉凶の印等と言われているが、この愛くるしさを前に、誰がそんな事を言えようか。私はいつものように少し顎を撫で、帰路に着いた。
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家に着くなりあのときの黒猫が目に入る。いつの間に侵入し住み着いたのだ。彼はもう、二年前から我が家の一員である。...それにしても、私のお気に入りの花瓶を割った悪い子は今の一瞬でどこに行ったのだろう。
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