キンイロ
みぃ
ステイ・ゴールド
過ぎたる秋を
ヒュルルる吹き抜けてゆく
ビルの間に吹きすさぶ風は
くすんだ灰色狭いせまいと
ひしめく 高層ビルを横目にして潔く 吹き抜けてゆくよ
穏やかな優しい風が
厳しい寒さを告げる北風に様相を変える
風が肌をきる
それにそぐわない太陽がまだ、余力があるぞとばかり強く ひかりを 大地にそそぐ
今朝見たんだ 風のいろを稲穂実る 金色の揺れるその中
きらきらを纏う風の色綺麗だったなぁ
お互いを壊すことなく互いに成長しあう
川の流れを せきとめる石を 置くのではなくて
川の静かなるせせらぎの中で
そっと浮かぶような木の葉船を浮かべて
缶コーヒーの金色
ぐっと飲み干す
キンイロ みぃ @miwa-masa
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます