無限旅館って何⁈
そりゃそう思いますよね。私もそんな好奇心で読み始めました。
それはカオスの世界でした。その旅館は無限の敷地にある無限の階数、無限の部屋数を持つ旅館。
旅館の名前は“昼辺・瑠斗無限旅館”。
その旅館に3泊4日の職場体験にやって来た主人公良太が仲居修行に励む物語。
部屋の番号なんか51292887110509184109848745287938279号室とか!
そして美人女将が無限に存在する。
極め付けは、従業員が暮らす階が√-1(ルートマイナス1)階なのです。カクヨムで√という記号を使うとは思わなかった!
そこにやってくる客も変わっていて、妖怪の総大将とか、機械人間とか棒人間だとか。まぁ、とにかく不思議な世界観の楽しいお話です。
そんな奇怪な客と、途中で明かされる女将の正体に驚かされ、当初はやる気のなかった良太の成長も見届けられる、全21話の有限の小説をどうぞ読んでみてください!
ごく普通の男子学生・関本良太は、職場体験の希望先を書かなかったせいで、とある老舗旅館での仕事が割り振られてしまった。
深い霧に包まれた森の中、突然現れたのは、空へ地の果てへと無限に広がる老舗旅館『昼辺・瑠斗無限旅館(ひるべるとむげんりょかん)』だった。
廊下、客室番号、そして和の空間が果てしなく続き、広さも高さも天文学的数字だ。
良太の小さな常識は、いとも簡単に崩れ去る。
彼を待ち受けていたのは、女将・仙台千代だった。
『美』の雰囲気を醸し出す妙齢の女性だが、ここでも常識は通用しない。
なぜなら、彼女の人数も無限大だから。
「「「「うふふふふふふ♪」」」」
逃げ場はどこにもない。
3泊4日、良太はこの異常な世界で職場体験をこなさねばならないのだ。
(……俺、生きて帰れるのかな……)
『不可思議』すら超越した異次元和風ファンタジー。
いらっしゃいませ。無限旅館へようこそ!