ワライのライバル(漫才台本)
稲富良次
第1話 人生功労・郁恵幸子の台本
まずは人生功労のボヤキ
まぁみなさん 聞いてください。
わたしねぇ今ね 腹立つことおまんねや。
今の流行りの曲ちょっとおかしいとは思いませんか。
全然理屈にあってない。
わたしがね いま腹立ってるのは
ADO(アド)のね「うっせいわ」という曲でんねん。
これ曲の最初から最後までいかれてますわ。
「ちっちゃな頃から優等生、気付いたら大人になっていた」
それはあたりまえやぞ、母親が弁当作ってな父親が汗水たらして
稼いだおかげやぞ。
「ナイフのような思考回路、持ち合わせるわけもなく」
そりゃそうやろ、そんな切れた子供は可愛ないわ。
こまっしゃくれた子供にはね
大人はね、おこずかいあげまへん。
「でも遊び足りない、何か足りない、これはいったい誰のせい?」
お前のせいや自分のせいやそんな暇あったらなちゃんと勉強せい!!
ウッセイウッセイウッセイワー
「だまれドンガメ」と郁恵幸子
色々あって
「かあちゃんごめんね」人生功労
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます